寄生獣2015/05/23 19:09

□観客数2人の映画館

 若手人気の染谷将太の主演にもかかわらず、思ったほど人気が出なかったらしく、土曜日にMOVIX柏の葉で観ようとしたら、朝9時始まりと言う人気のない時間帯に押しやられていた。で、映画館に入ると、なんと観客は僕の他には1人だけだった。
 悲惨な観客数の割には、映画自体は面白かった。
 特に、最強の寄生獣「後藤」を演じた浅野忠信の不気味な迫力は圧巻だった。
 この最強生物「後藤」と主人公の最後の決戦場は、原作では、地味な産廃不法投棄場であるが、映画では、「ターミネーター」の溶鉱炉を思わせる、燃え盛る焼却炉と派手に変えられている。原作マンガをパクった疑いがささやかれているターミネーター(流体金属人間)への意趣返しか、あるいはオマージュと思うが、愛嬌である。
 さて、面白いのに、何故か観客動員数が伸びなかったとのかと言うと、これはやっぱり、人体改変、捕食シーンがグロくて、デートには向かないからであろう。ピカチュウやドラえもんのように、親が子供を連れて来るのにもちょっと向かない。
 でも、造形とか、美術的にも良く作ってある映画なので、今後DVD等がそこそこ売れて、元は取れるのではないかなと思う。


寄生獣


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