日本特撮事件簿 ― 2025/06/10 17:23
□日本特撮トンデモ事件簿(桜井願一+満月照子 2022)
月光仮面から戦隊ものまで、古今日本の特撮のあれこれ裏話を集めた本、昭和については関係者がいなくなったり連絡がつかなかったりで致し方のない面もあるのだが、ほぼ文献調査であまり目新しい話はなかった。
注目すべきは第6章「グリーンリボン賞」で、兵庫県の映画館で催された、日本で唯一の8ミリ自主制作特撮コンテスト(1980年代)の模様が、当時の関係者の対談で熱く語られる。この章だけでも本書を読む価値があった。

須恵器に印された猫の足跡@古代DNA展
ねこぱんち ― 2025/05/21 20:25
□Craft Beer
上野で「ねこぱんち」という名の地ビールを飲んだ。

太った猫 ― 2024/05/26 20:28
□何故か
外で見かける猫は太っている。

時計屋の猫 ― 2024/04/05 22:51
□君の名は?
「にゃーたちゃん」というらしい。
もう一匹いて、それは「たぬき君」だそうだ。

犬食禁止法成立 ― 2024/01/10 12:48
□他の国ではあるのか?
韓国の国会で9日、犬食禁止法が成立した。
彼の地での犬食はソウルオリンピック(1988)以来急速に衰えたと聞くが、法的にも禁止される訳だ。これを韓国の現代化・西洋化の最終段階ととるか、伝統食文化への国家権力の介入ととるかは難しいところだが、他の国には似たような法律があるのだろうか、少し気になる。英王室とカリフォルニアにはフォアグラ禁止令があるが、いづれも国法ではない。
関係ないけど、気が付くと、子供時分にはあちこちに居た野良犬の姿を全く見なくなった。近所で最後に野良犬を見たのはもう十年位前だったような気がする。
一体どこ行っちゃんたんだろう?

猫と紅葉 ― 2023/11/09 15:56
□にゃんともな日和
公園の、色づき始めた紅葉の麓に、陽だまりの猫。


空飛び猫 ― 2023/10/06 17:14
□空飛び猫(アーシュラ・K・ル=グウィン/村上春樹(訳) S.D.シンドラー絵
1993(原著は1988))
シンドラー描く表紙絵の、可愛らしい羽根付き猫に釣られて読んでみた。
ル=グウィンの名前は、宮崎息子アニメ「ゲド戦記」の原作者たる高名なファンタジー作家として知ってはいたが、実は読むのはこの「空飛び猫」が初めてだった。
街の雑踏のゴミ箱を住みかとする猫家族に、何故か羽の生えた子猫が生まれ育ち文字通り羽ばたいて巣立って行き、森のはずれの人間一家に幸せに迎え入れられるまでの小さな冒険談。
最近、気が滅入っていたが、これを読んで少し心の平安を取り戻せた。
ル=グウィンを食わず嫌いだったのは、フェミニストで疲れそうというイメージを勝手に持っていたからだが、そんなことはなさそうなので、今度はSFの代表作「闇の左手」でも読んでみようと思った。
ところで、ファーストネームのアーシュラは、カトリックの聖女ウルスラからとったそうだが、カタカナで書くと阿修羅に似ている。

花と猫 ― 2023/06/06 18:31
□紫陽花
紫陽花の花が咲いていた、
猫も寝てた。


CATS ― 2023/05/26 19:08
□キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百貨
(T.S.エリオット(原著1939)/E.ゴーリー挿画(1982)、小山太一訳 2015)
ミュージカル「CATS」の原本となったT.S.エリオットの子供に向けた詩、代表作「荒地」に比べればはるかに分かりやすくユーモラスで、大人もこちらの方が楽しめる。日本でも人気のゴーリーの挿画も興を添える。
巻末解説によると、ミュージカルのヒロイン、娼婦猫のグリザベラは出版された原著には入っていなかった。一度は書かれたものの、子供向けには悲しすぎるとして著者によって外されたのだ。しかし、ミュージカル「CATS」のスタッフに寄って遺稿から発見されたグリザベラは見事主役として返り咲いたのであった。
人間、しぶとく生き抜かなければいけないという教訓?

神社猫 ― 2023/03/30 19:05
□ひなたぼっこ
梟神社の猫、親子、姉妹?

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