真面目な天才画家2017/11/22 18:27

□ダリ・私の50の秘伝(サルヴァドール・ダリ)

 シュールレアリズム絵画で有名なダリのお絵描き指南書。
 若い絵描きへの手ほどきの形をとっているが、良くも悪くも、まさにダリ的な絵画論に満ちている。達者な素描による摩訶不思議な図番がたくさん入っているので、一種の妄想的詩画集として楽しむのも良い。
 一応、指南書なので、絵画技術も解説されているのだが、中には、蜘蛛を飼って幾重もの網を張らせて透過する光を見るとか、長短の杖を使ってモデルの身体を黄金律に従って固定するなど、相当怪しい方法も図解入りで紹介されている。はたして、本当に、本人が用いたのかどうかは、疑問である。
 意外にも、油絵の具の使い方だけは、非常にまじめに古典的手法を詳細に説明し、推奨している。一見奇想天外なダリの絵であるが、イメージとは裏腹に、伝統的な重ね塗りで描かれているようである。
 一番面白かったのは、ダリ本人も含めたダリによる画家の採点簿。ラファエル、ベラスケスは非常に高得点であり、ピカソは技術点においてダリよりも優れ、神秘性において劣るとされている。当時のモダンアートの第一人者であるモンドリアンはすべての項目において、ほとんど零点であった。


我孫子国際野外美術展
             イメージ写真


運もいろいろ2017/11/21 17:36

□運が良かったことと悪かったことと。

 某所で免許証を落としたが、セキュリティの人が拾って届けてくれていた。
 ありがたい、ありがたいと、菓子折りを持ってお礼に行った。

 クリーニングした服を受取ろうとしたら、渡そうとした店の人が、転んで服に手をついて体重でボタンを割った。経験したことの無い珍事である。
 直して戻してくれるそうだが、ありがたくない、ありがたくない。

□新店訪問

 上野の百貨店の隣に出来た「パルコや」を覗いた。
 今どきのモールは皆同じだが、入っている店は、アパレルと雑貨の類、それにレストランの組み合わせなので、あまり新味はなかった。
 思ったよりフロアが狭い。


上野パルコや


さらば穴倉2017/11/19 23:10

□ほぼ20年

 契約を交わす。
 時は過行く、一抹の寂しさ有り。


ポーラ美術館
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犬を描くには!?2017/11/19 01:44

□読んで身につくお絵描き心得(園田 誠)

 絵を描くのに必要なデッサン力とは、実は見る力と対象に関する知識だということを、犬を題材にやさしく教えてくれる手ほどき帳。具体的に言えば、犬を犬らしく描くには、足の関節の把握が一番大事と教えてくれる。
 来年の年賀状に干支の戌を描こうと思っている人は、読んでおいて損はない。


お絵描き本


VIVA!! VIN !2017/11/18 22:44

□やはり美味い!

 牛久シャトーで年1回のワインのテイスティングイベント「VIVA!!VIN!」に、出てみた。今年はイタリアワイン特集だったので、赤白色々なワインを味わった。
 正直なもので、用意されたワインの中で一番おいしく感じられたのは、白は「グレーコ・ディ・トゥーフォ・スキビオ」、赤は「バローロ」と「タウラージ・アルベトゥス」と値段通りだった。
 そんなもんなんだなあ~。
 食事は、スズキとチーズのゴルゴンゾーラが美味しかった。


牛久シャトー
牛久シャトー


永井豪自伝2017/11/18 16:16

□ヴィンテージ漫画館(永井豪)

 マジンガーZ、デビルマン、そして忘れられないハレンチ学園の漫画家、永井豪の自伝。ギャグマンガでデビューして、超絶SFアクションのバイオレンスジャックに至るまでの半生記。
 デビルマンなどあの世のことを描こうとすると、勝手にキャラが動き出し、何かに憑かれたように体調が悪化したとのこと。
 命がけで描いていたのだ。
 

永井豪自伝


版画と野菜蕎麦2017/11/16 16:08

□墨版を彫る

 あけぼの山公園の木版画教室に行く。
 墨版を彫る。40年ぶりに引っ張り出した丸刀がどうも切れにくいと思ったら、大きく刃が欠けていた。研ぐよりは、安いのを買った方が良さそうだ。はあ・・・。
 食堂で野菜蕎麦を食べて帰宅。


あけぼの山公園


気象大の黄葉2017/11/15 23:38

□今年も校舎の窓にきらきらと。

 毎年、楽しませてくれるご近所の気象大学校の銀杏の黄葉、
 今年も、黄金色の葉が校舎の窓にきらきらと写る。
 何回目だろう、見た回数だけ歳をとったことになるなあ・・・


気象大学校の銀杏


サムライ洋食事始2017/11/15 00:46

□拙者は食えん!(熊田忠雄)

 ペリーの黒船で開国した幕末日本は、通商条約の調印をするための幕府の代表団の渡米、渡欧を皮切りに、海外技術・情報の収集、さらには留学のために、諸藩も含めて多くの日本人を海外に送り出した。
 幕末期の8年間に渡航したサムライの総数は約400名、ろくに辞書もなかったような時代を考えると結構な大人数である。外国の、あるいは、大枚をはたいて買ったばかりの蒸気船に乗って、何か月もの航海の末にようやく異国の港にたどり着くのだ、今どきのビジネスマンのジェットの旅とは桁違いに大変な海外出張である。ちょんまげ付けてエジプトのピラミッドも観たのである、偉いのである。
 そして、ようやく彼の地に降り立ったサムライ・デレゲーションに、さらなる試練が襲い掛かる、米と醤油に慣れた日本人には食べれるものがないのである。
 嗅いだこともないバターや獣肉(牛肉)の臭さに辟易し、日本から持参した味噌(実は赤道を超える間に腐った)は逆に臭いと捨てさせられ、ホテルのコックから生魚を分けてもらって中華街で買った醤油をかけて飢えをしのぎ、故郷を偲んだらしい。
 そんな彼らも、結局は慣れざるを得ず、最後には、洋食も結構美味いとなるのだが、シャンパンとアイスクリームだけは、最初からお気に入りだったことがおかしい。


和朝食
             サムライが食べたかったもの(イメージ写真)


箱根で食べた鳩など2017/11/14 23:17

□ワインの効用など

 泊まった「ハイランドホテル」では、羊と鳩の焼いたのを食べた。10年物のラングドックと合わせたが、鳩の意外とジビエのような香りを持った味と実によくあって、そうか、赤ワインと言うものは、日本酒が刺身を美味くするように、獣肉を旨く食べるために作られた飲み物なんだなと舌で納得した。
 最後のデセールは、オレンジを酒精で焼いてもらった。


箱根ハイランドホテル
箱根ハイランドホテル
箱根ハイランドホテル
箱根ハイランドホテル


 ポーラ美術館では、ピクチャーウィンドウからの紅葉を楽しみながら、シーフードカレーを堪能した。視覚もまた味覚の一部である。


ポーラ美術館
箱根ハイランドホテル