エクス・マキナ2017/03/28 22:11

□少々退屈な・・・あるいはガラテアに逃げられたピグマリオン

 会社がはねてから、駅前の名画座で、「エクス・マキナ」を観る。
 AI仕掛けのピグマリオン映画だったが、思ったほど面白くなく、前半は退屈で、後半はドタバタだった。
 結局、生身でもロボットでも、女は怖いという教訓か?
 日本人離れした肢体のキョウコが謎である。
 

ラ・ラ・ランド2017/03/26 23:02

□思ったよりは・・・

 ハリウッドスターを目指す女優とJAZZピアニストの恋物語というふれこみだったので、華やかかつ能天気な成功談を期待したのだが、なんというかもっと、地味な弾けないミュージカル映画だった。
 一種の楽屋落ちとも言えよう。
 オスカーで大賞は逃した訳だ。
 PS トヨタのプリウスが準主役級で頑張ってる、キューとか鳴くのだ。

SING2017/03/19 20:25

□きゃりーぱみゅぱみゅの歌もSING

 ピクサーの手になるディズニーアニメ、もはやCGアニメの造形も、これ見よがしな立体感や細部の誇張もなく、ごく自然な表現になっていて違和感がない。
 内容は、題名「SING」の通り、スターを目指す若者たちの青春群像(但し皆動物)。
 ミュージカル映画としての部分、つまり音楽には、たっぷりと力がかけられていて、キャラクター(声優)の美声も凄い。
 吹き替えもあるが、字幕版で原語の歌声を楽しむべきであろう。
 オーディション場面では、日本のKAWAIIアイドルと思しき少女軍団(レッサーパンダ)が、突然きゃりーぱみゅぱみゅの歌(当然日本語)を唄いだすのでびっくりした。


SING
SING


この世界の片隅に2017/02/05 23:13

□呉の話

 広島は呉軍港の話。
 親父やお袋たちの世代は、こんな生活をしていたんだなあと思った。

帰ってきたヒトラー2017/01/29 19:11

□「ひっとらぁ伯父サン」でも読んでみようかな。

 タイトル通りの、現代に蘇ったヒトラーが…というお話。
 ドイツで大ヒットした危ないコメディと言うので期待したのだが、マジとギャグの混ざり具合が今一だった。もっと、ハチャメチャにしてほしかった。
 物足りないので、藤子不二雄Aの「ひっとらぁ伯父サン」でも探して読んでみようかな。

ヒトラー

ソウル・キッチン2017/01/15 18:28

□典型的な(良い意味で)おバカ映画だった。

 心温まる食堂物語のようなものを期待して観に行ったのだが、出てくる人物が全員訳アリの典型的なおバカ映画であった。例えば、グランシェフは、最後には、ナイフ投げ芸人となって、放浪の旅に出てしまうのだ。
 上映中、笑いが絶えない映画なのだが、一部に相当下品な場面もあるので、子供連れや初デートには勧めない。


ソウルキッチン


ブルゴーニュで会いましょう2017/01/08 18:25

□観れば飲みたくなる!?

 左前になったブルゴーニュの老舗ワイナリーを、お家の一大事とパリから帰った息子が奮闘して立て直し、買収を図る日本資本とアメリカ男から、一級畑とフランス娘を守り抜くというお話。
 非常に調子の良い成功談で、呑兵衛ならば観れば飲みたくなること必須。
 僕も、今夜、貰い物のシャンベルタン(ジュヴレだけど)を開けることにしよう。


ブルゴーニュ


グッドモーニングショー2016/10/09 23:54

□もう少しハチャメチャに。

 突き抜けた笑いを期待したのだが、意外と導火線が湿っていた。
 僕たちが知らないTVバラエティの楽屋落ちネタは、それなりに面白いのだが…。


グッドモーニングショー


君の名は。2016/09/25 23:55

□いつのまにかシン・ゴジラを抜いていたシン・カイ(新海)アニメ

 封切以来、あれよあれよという快進撃で、いつの間にか興収100億円で、好調「シン・ゴジラ(同72億円)」を抜いていた「君の名は。」を遅ればせながら観に行った。話題になったものは見たがるミーハーだからだ。
 薄給(多分)アニメーターの血と汗と涙で描き込まれた緻密な背景に感嘆し、ある意味ではゴジラよりSF的な設定に感心し、ツボを押さえた盛り上げと最後まで面倒を見るストーリーを運びきった新時代の才能に拍手。
 正直言って、今どきのデジタルアニメ風の線の細い図柄、特に人物描写には、今一、おじさんなじめないのではあるが、面白かったのは事実なので。


君の名は。

PS(ネタバレ有!?)
 別れてから三歩歩くと、もうお互いの名前を忘れてしまう鶏頭(とりあたま)の恋人達の悲喜劇とも言える。

シン・ゴジラ2016/08/07 23:12

□ゴジラ会議は踊る!?

 エヴァの庵野監督が監督することが売りの「シン・ゴジラ」を観てきた。
 着ぐるみではなくCGを使ったのは、アニメの延長線上で演出したかったのだと理解できた。ゴジラは、まさにフルアニメーションのように自在に動き、新機軸の背びれから放射する核レーザーも違和感なく美しい。監督が目指したのは、実写映画ではなく、実写に限りなく近いアニメなのだろう。自衛隊の戦車もアニメのように軽く動く。
 物語的には、メインのアイデアとなった灼熱の赤ゴジラをはじめ、過去のゴジラ映画からの引用も多く、あえて新曲を使わず伊福部サウンドで押し通すのも、あざとくもオタクマインドをくすぐる。
 映画としての欠点は、ネットでユーザー批評が「ゴジラ会議」と揶揄しているごとく、会議場面が長いこと。ゴジラの活躍より、怒鳴りあっている人の顔のアップが長いのだ。金のかかる合戦場面を最小にして会話で時間を稼ぐ大河ドラマみたいだ。
 おかげで一緒に行った我がツレアイは、延々と続く会議に飽きて寝こけ、肝心のゴジラの咆哮・大破壊シーンを見損ねたと不満顔。会議場面を半分にすれば大傑作になったであろうに残念。
 怪獣映画に政治性(ポリティカルシミュレーション)はあっても良いが、政治場面はいらない。


GODZILLA


 P.S. 東京全域を壊滅させ、最後は、東京駅を寝床に討死(?)するゴジラだが、首相を疎開させる場面はあっても、天皇を避難させる話は出てこない。大災害が東京を見舞えば、当然、象徴天皇の保護も最重要課題となる筈である。国のあり方(国体)に関する疑似政治学的な議論がウリ(?)のこの映画にしては不自然ではないか、被害地域に含まれている筈の皇居炎上の描写もない。
 タブーでもあるのかいな。
 帝都大戦の荒俣宏だったら、現人神が、荒ぶる神ゴジラを祈祷で退散させる場面を入れるんじゃなかろうかと夢想する。