ロメロ監督逝去2017/07/19 12:40

□ゾンビ(映画)の父の死

 「Night of the Living Dead(1968)」をはじめとするゾンビ映画の開拓者として著名なジョージ・A・ロメロ監督が7月16日に、肺がんで亡くなっていた。享年77才、日本では喜寿の年である。
 合掌。
 ロメロ監督は、報道では「ゾンビ映画の父」と紹介されていた。
 すると、母は誰なんだろう?


東北道SA
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沈黙2017/07/02 15:19

□べらべらと英語をしゃべる江戸時代の百姓!?

 遠藤周作の原作を「タクシー・ドライバー」のマーティン・スコセッシ監督が映画化したまさに「文明の衝突」映画。
 一言でいうと「転び伴天連」の話なので、辛気臭い話かと思ったが、さすがアメリカ人監督で、マルコポーロ航海記のような、あるいはロビンソン漂流記のような、秘境冒険物語の娯楽性もしっかりとあって、思ったよりは、変な話、明るく楽しめた。
 驚いたのは、下は百姓から上は奉行まで、はるばるポルトガルから密入国したパードレ(神父)に対して、みんな、なぜかポルトガル語ではなく、英語でべらべらと話すことだ。無論、パードレも英語で応える。なんか変だが、ともかく江戸時代の日本国民の英会話能力は、現代を凌いでいたようだ。
 今の目から見ると、この映画に描かれた、信徒達が天国を信じて嬉々として殉教していくありさまは、当時の徳川政府に、我々が宗教的な自爆テロに感じるのと同じ、底知れぬ不気味さを感じさせたであろうことが容易に想像される。時代の変化というものは、原作者も意図しなかった効果をもたらすもんだ。
 ユダ的役割のキチジローを演じる窪塚洋介がいい味を出している。


6月
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Born to be Blue2017/06/03 23:28

□チェット・ベイカーの物語

 近所の名画座でやっていたので、ウェストコーストの伝説的なJAZZトランぺッター、チェット・ベイカーを描いた音楽映画を観てきた。
 主演のイーサン・ホークは入神の演技で、トランペットは勿論エアーなのだが、本当に吹いているように見える(聞こえる?)し、歌は、自ら歌っている。但し、ホークの声は、本物のベイカーの歌声よりはよほどキーが低いので、劇中、「女のような声で歌う」と揶揄される場面が活きてこないのは残念なことである。
 話は、麻薬の代金を払わなかったために、トランぺッターの命とも言うべき前歯をへし折られたベイカーが、超献身的な奥さんと仲間の助けを得て、JAZZの聖地「バードランド」で、あのマイルスをも唸らせるほどの名演でカムバックするまでの、愛と努力の物語である。
 でも、再起をかけた演奏の前に、極度の緊張に陥ったベイカーは、一度捨てたはずの麻薬を再び打ってしまうので、さわやかな感動作とはならない。これでは、まるで、名演するためには、ヤクが必要だといっているようなものである。
 さらに、JAZZ奏者の菊地成孔の解説では、実際のベイカーには、映画の中のようになんでも許して旦那を崇拝してくれる(男にとっての)理想の奥さんなどはいなかったとのことなので、映画の中の「愛」の部分は嘘である。  
 そんなわけで、なかなかにBlueでBitterな映画であった。
 なお、同時期に作られたJAZZ映画には、マイルス・デイヴィスがマフィア相手に拳銃をぶっ放すという、「MILES AHEAD」なる怪作もあるということなので。これも是非上映してもらうよう、映画館にリクエストをしようかな、と思うのであった。


Born to be Blue


ゲン・ゴジラ(原ゴジ)!?2017/04/15 20:12

□元祖「ゴジラ」を観る。

 近所の映画館で、歴史的な元祖「ゴジラ」を観た。
 白黒なのに、
 CGの「シン・ゴジラ」の自在さに比べれば、
 重たい着ぐるみで、不自由な動きなのに、
 でも、凄い迫力。
 これぞ、ゲン・ゴジラ(原ゴジ)!
 平田昭彦演じる独眼竜の科学者、芹沢博士が格好良い。 
 

ゴジラ
ゴジラ
ゴジラ


エクス・マキナ2017/03/28 22:11

□少々退屈な・・・あるいはガラテアに逃げられたピグマリオン

 会社がはねてから、駅前の名画座で、「エクス・マキナ」を観る。
 AI仕掛けのピグマリオン映画だったが、思ったほど面白くなく、前半は退屈で、後半はドタバタだった。
 結局、生身でもロボットでも、女は怖いという教訓か?
 日本人離れした肢体のキョウコが謎である。
 

ラ・ラ・ランド2017/03/26 23:02

□思ったよりは・・・

 ハリウッドスターを目指す女優とJAZZピアニストの恋物語というふれこみだったので、華やかかつ能天気な成功談を期待したのだが、なんというかもっと、地味な弾けないミュージカル映画だった。
 一種の楽屋落ちとも言えよう。
 オスカーで大賞は逃した訳だ。
 PS トヨタのプリウスが準主役級で頑張ってる、キューとか鳴くのだ。

SING2017/03/19 20:25

□きゃりーぱみゅぱみゅの歌もSING

 ピクサーの手になるディズニーアニメ、もはやCGアニメの造形も、これ見よがしな立体感や細部の誇張もなく、ごく自然な表現になっていて違和感がない。
 内容は、題名「SING」の通り、スターを目指す若者たちの青春群像(但し皆動物)。
 ミュージカル映画としての部分、つまり音楽には、たっぷりと力がかけられていて、キャラクター(声優)の美声も凄い。
 吹き替えもあるが、字幕版で原語の歌声を楽しむべきであろう。
 オーディション場面では、日本のKAWAIIアイドルと思しき少女軍団(レッサーパンダ)が、突然きゃりーぱみゅぱみゅの歌(当然日本語)を唄いだすのでびっくりした。


SING
SING


この世界の片隅に2017/02/05 23:13

□呉の話

 広島は呉軍港の話。
 親父やお袋たちの世代は、こんな生活をしていたんだなあと思った。

帰ってきたヒトラー2017/01/29 19:11

□「ひっとらぁ伯父サン」でも読んでみようかな。

 タイトル通りの、現代に蘇ったヒトラーが…というお話。
 ドイツで大ヒットした危ないコメディと言うので期待したのだが、マジとギャグの混ざり具合が今一だった。もっと、ハチャメチャにしてほしかった。
 物足りないので、藤子不二雄Aの「ひっとらぁ伯父サン」でも探して読んでみようかな。

ヒトラー

ソウル・キッチン2017/01/15 18:28

□典型的な(良い意味で)おバカ映画だった。

 心温まる食堂物語のようなものを期待して観に行ったのだが、出てくる人物が全員訳アリの典型的なおバカ映画であった。例えば、グランシェフは、最後には、ナイフ投げ芸人となって、放浪の旅に出てしまうのだ。
 上映中、笑いが絶えない映画なのだが、一部に相当下品な場面もあるので、子供連れや初デートには勧めない。


ソウルキッチン