確認2023/10/01 11:50

□迅速なお役所仕事

 今話題の制度への登録を確認した。
 申請してから僅か数日、いまだかつて例のない迅速なお役所仕事である。
 あまり嬉しくはない。


東京ガーデンパレス


コロナ抗原キット2023/10/01 14:51

□陰性を確認

 冷房病なのか少しのどが痛い。
 熱はないが、明日6回目のワクチン接種を受けるので、念のために、買い置いた「一般用SARSコロナウィルス抗原キット」を使ってチェックしてみた。キットの使用期限の前に一度使って見たかったこともある。
 以前受けた街の無料検査所と同じ唾液検査方式で、15分で結果が分かる。
 判定は、予期していた通り陰性、まあほっとした。
 TVで言っていたが、コロナ治療は今日からは有料になる。今、コロナ感染者数の動向は、「全数把握」ではなく、一医療機関当たりの感染者数を調べる「定点把握」なので、有料化で受診者数が減れば見かけ上の感染者数は大幅に低下する。
 つまり、統計的にコロナは収束する。
 めでたし、めでたし!?


コロナ判定キット


6回目接種完了2023/10/02 13:31

□おそらくこれが最後の・・・

 最後の無料コロナワクチンを近所のクリニックで接種した。
 6回目ともなると打つ方も打たれる方も慣れたもので、あっというまに終わった。
 今度のはファイザー社製オミクロン株対応一価ワクチン(XBB.1.5)だった。
 ワクチン名の「コミナティ」、秘密結社「イルミナティ」と似ているのが気になる。
 来年は打たなくて良い世の中になっていてほしいなあ。


ワクチン証明


ジャニーズ解体2023/10/02 20:06

□SMILE-UP?

 ジャニーズの今後に関する記者会見が再度開かれ、やはり事務所名は改名されることとなった。具体的には、「ジャニーズ事務所」は名称を「SMILE-UP」に変えて性的被害者への補償に専念する、タレントのマネジメントは新たに会社を設けて行う、その会社名は公募で決めると発表された。
 ある意味、噂されていた内容ではあったが、日本一の芸能事務所の解体を目撃する衝撃があった。性被害ばかりが強調されるが、アクの強いカリスマ経営者が一代で築き上げた巨大親族会社が、創業者の死を契機に内部に抱え込んだ歪が噴出し、近代的な企業への転身と事業継承に失敗した典型例にも見える。
 ともあれ、これで、はからずも、日本には企業の責任の取り方として、
  ・新日本窒素肥料(公害 1956)
  ・東京電力(原子力事故 2011)
  ・ジャニーズ事務所(性加害 2023会社が認定)
 とバラエティに富んだ実例が揃ってしまった。そのうち、誰かがケーススタディとして比較分析すれば興味深いと思う。
 それにしても、被害者対応に特化した実質的な清算会社の名前が「SMILE-UP」とは、権利を持っている商標を取りあえず使ったにしても、凄いセンスだ。


ジャニーズ事務所プレスリリース10/2
          
            (ジャニーズ事務所のプレスリリース(10/2)より)


ホームラン王2023/10/02 23:59

□数少ない良いニュース

 米大リーグの今期が終了し、エンジェルスの大谷翔平選手がシリーズ中のホームラン44本で大リーグ(アメリカンリーグ)のホームラン王となった。
 10勝投手のホームラン王だ、漫画でもありえない。二刀流としては文句なくベーブルースを超えたのではないか。将来の殿堂入りも確実であろう。
 ただ心配なのは体の故障だ。ひじの手術は成功したと聞くが、誰もが世界一の野球選手と納得する素晴らしい記録を残したのだから、今後は過度に体に負担をかけることなくイチロー並みに長く活躍してほしい。


国立劇場


衣替え?2023/10/04 18:14

□何を着たらよいのやら

 急に秋めいて涼しくなってきた、おまけに小雨が降りそうだ。
 街ですれ違う人々も、急に長袖の人が増えて来た。学校の制服なのか、おそろいのセーターを着た女子中学生までいる。勿論、半袖の人もそれなりにいる。
 また、暑くなる日もあるという。
 さて、明日から何を着たらよいのやら。

ガーンズバック変換2023/10/04 19:11

□ガーンズバック変換(陸 秋槎/大久保洋子ら 2023)

 金沢在住の中国人作家が、日本や欧米を舞台に書いたSF短編集。
 表題作は、近未来の、何故かそこだけインターネット鎖国している日本の田舎県を舞台にした小百合小説、なんだかもやもやした話だった。
 僕には、SFマガジンに初寄稿された「色のない緑」、恋人の人口知能学者の自殺の謎を探るこれまた小百合で欧米舞台の話が面白かった。
 どちらも一応小百合なのだが、恋愛要素は無いので話の筋には影響しない。それより、作者には異国を舞台にすることで書き易いものがあるんだろうなと感じた。日本人が、欧米で欧米人の主人公が活躍する冒険小説を書くのに似ている。


ガーンズバック変換


空飛び猫2023/10/06 17:14

□空飛び猫(アーシュラ・K・ル=グウィン/村上春樹(訳) S.D.シンドラー絵
                                  1993(原著は1988))

 シンドラー描く表紙絵の、可愛らしい羽根付き猫に釣られて読んでみた。
 ル=グウィンの名前は、宮崎息子アニメ「ゲド戦記」の原作者たる高名なファンタジー作家として知ってはいたが、実は読むのはこの「空飛び猫」が初めてだった。
 街の雑踏のゴミ箱を住みかとする猫家族に、何故か羽の生えた子猫が生まれ育ち文字通り羽ばたいて巣立って行き、森のはずれの人間一家に幸せに迎え入れられるまでの小さな冒険談。
 最近、気が滅入っていたが、これを読んで少し心の平安を取り戻せた。
 ル=グウィンを食わず嫌いだったのは、フェミニストで疲れそうというイメージを勝手に持っていたからだが、そんなことはなさそうなので、今度はSFの代表作「闇の左手」でも読んでみようと思った。
 ところで、ファーストネームのアーシュラは、カトリックの聖女ウルスラからとったそうだが、カタカナで書くと阿修羅に似ている。       


ル=グイン


リンダリンダラバーソウル2023/10/06 17:51

□リンダリンダラバーソウル(大槻ケンヂ 2006)

 「筋肉少女隊」のヴォーカリストが書いた創作自伝的エッセイ。
 90年代初頭の「三宅裕司のいかすバンド天国(いか天)」を契機に盛り上がったバンドブームの中、怒涛のデビューを果たした自身と多くのミュージシャンの話が詰め込まれていてとても面白い。
 皆面白いが、圧倒的なカリスマを発揮した「X」と、ドブネズミみたいに美しかった「ブルーハーツ」への賛歌が、熱量も入っていて白眉である。
 小説も書ける大槻ケンヂに対して、バンドで「いか天」に出場した漫画家みうらじゅんが後書きを寄せている。


リンダリンダラバーソール


届け出2023/10/06 18:07

□最高学府の中を通り抜けて。

 某構内をとぼとぼと通り抜けて某役所に某制度の届け出を提出した。
 WorstをせめてWorseにするための紙切れである。
 ああ気が滅入る、
 空飛び猫((c)ル=グイン)に会いたい。


構内