謹賀新年 ― 2025/01/01 23:45
□平和の蛇神様
今年は蛇年なので、マヤの羽毛のある蛇神ケツアルクワトロを描いて見た。
この蛇神様、彼の地では平和の神としても知られている。
Give peace a chance.
今年が平和な年となりますように。

年末年始京都旅行 ― 2025/01/04 20:25
□年々暖かくなる正月の京都
今年も年末年始(12/21-1/4)を京都で過ごした。
何処かに行くと言うよりは、気の向くままに街や川辺を歩いて過ごした。
毎年「御金神社」に詣でているが、不況の長さに比例してか、年々参拝の列が長蛇になるのに辟易して、今年は晦日に詣でた。年末詣でも初詣と変わらぬご利益と聞いたからである。それでも30分は並んだ。
近くの猪神社として知られる「護王神社」にも詣でたが、こちらは猪年ではないので空いたものであった。ご利益は猪並みの「健脚」。
元旦は、これも毎年「厄除」にお参りする「清明神社」に詣でた。羽生選手がオリンピックで優勝した時以来の人出であった。NHK大河ドラマ「光る君へ」の安倍晴明人気のようだ、やはりTVの影響力は凄い。大御所の「上賀茂神社」にも参詣する。
2日は嵯峨に回って「福田美術館」を初めて見学した。調度開館5周年記念で、珍しい若冲の「果蔬図巻(かそずかん)」などが拝めた。しかし、楽しみにしていたカフェのサンドイッチは売り切れだった、残念。
3日はTVの路線バスの旅みたいに、長々と高尾までバスに乗って和気清麻呂が創建した「神護寺」にお参りした。バス停から山門まで延々と階段が続くのにまいった。実はその先のバス停から行ける「高山寺」の方が楽に行けて世界遺産でもあったのだが、知ったのが後の祭りであり次の楽しみとなった。
4日は、鴨川を軽く歩いてから、かの「羅生門」の跡地を訪ねようと思ったが意外と遠かったので、京都駅前にある復元模型を見て済ました。物凄く立派な家みたいな門で、これなら盗人や妖怪が充分に住めると納得した。
夕方の新幹線に乗って数時間で柏に帰る。「この世をば~欠けたることも無」と詠んだ藤原道長にも想像もつかなかった速さである。天気に恵まれ暖かく、真冬らしく寒かったのは最後の日だけであった。歩き回るには助かったが、気候変動の顕在化と思うと複雑な気分な2025年の幕開けであった。











年末年始京都食 ― 2025/01/04 23:30
□ホテ近の美味い居酒屋SOU
年末年始旅行で困るのは、正月の食事である。朝食はホテルでおせち仕様のバフェを食べるので良いのだが(ちなみに同じ系列のホテルでも食堂は独自経営なので味が分かれる。去年定宿の食堂が替わってがっかりしたので今年は違う宿にしたくらいだ。)、夜は開いている店を探すのも大変だ。
と言う訳で、元旦の夜は、晦日に京都伊勢丹で仕入れた「たん熊」のおせち弁当などを地酒(大阪だけど)や丹波ワインと合わせた。これはこれで良いもんである。
2日になると店も開き始め、ホテルの近くの居酒屋「宗(SOU)」で夕餉を楽しんだ。市場の休んでいる三が日とは思えないほど活きのよい海鮮が供され、自慢の釜めしや地酒の「加佐一陽」とともに楽しんだ。
3日以降は、大体、高島屋のレストランを利用した。地の利が良く、老舗レストランでも気軽に入れるのが百貨店の有難いところである。










墓参 ― 2025/01/05 20:34
□トランプ顔の犬
新年の墓参をする。
街角にトランプのような顔をした犬がいた。

ウォーキング記録 ― 2025/01/06 15:59
□ついに7000歩/日割れ
1年間のウォーキング歩数をまとめる。
一日平均 7000歩(正確には6985歩)
去 年: 7900歩
一昨年: 8400歩
その前年:、8600歩
その前年: 9000歩、
その前年: 9400歩。
5年間で2400歩減っている、しかも減り方が増えている。
今年はついに7000歩を割り込んだ、記録的な猛暑のせいにしたいのだが、
でもやはりこれが歳を取るということか、
嗚呼、我、加齢の市民なり。
謹賀新年 ― 2025/01/07 02:25
□柏東口アーケード街
一昨年に交通事故で亡くなられた柏の画家 長縄えい子さんが描かれた正月用の垂れ幕が今年もアーケード街を飾っている。
良い年となりますように。

コンサート中止 ― 2025/01/07 13:37
□インフル恐るべし
「2025年1月7日(火)「おおたかの森ニューイヤー・スペシャル・セッション/ダニエル・オッテンザマー&中川英二郎」に出演を予定しておりましたダニエル・オッテンザマーさんが、インフルエンザ罹患のため、本公演については出演が不可能となりました。つきましては、大変残念ですが本公演は中止といたします。」
ということで、楽しみにしていたJAZZコンサートが中止になった。仕方がないので7-11に行って払い戻しを受けた。その時知ったのだがチケットを受け取った店でないと同じ7-11でも返品の手続きができないのだった。
フクロウ親子 ― 2025/01/08 19:03
□オモテとウラが良く分からない。
神社のフクロウ親子、仲良く止まり木で日向ぼっこ。
顔がこっち向いているのか(オモテ?)、あっち向いているのか(ウラ?)、
良く分からない。

今日の白鳥一家 ― 2025/01/08 19:08
□年を超えた子供たち
今日は子供たちだけで遊んでいた。
年を超えたがまだテリトリーから追い出されていないようだ。
しかし、でかくなって、もう立派な大人(成鳥)だ。

日本紀行「開戦前夜」 ― 2025/01/09 02:21
□日本紀行「開戦前夜」(フェレイラ・デ・ジャストロ/阿部孝次(訳)2006)
ノーベル文学賞の候補にもなったポルトガルの作家が、第二次世界大戦前夜に敢行した世界旅行を記した「世界周遊記(1944)」の日本部分を抜き出した紀行文。
軍国化と中国への侵略戦争を進める当時の日本に対し、欧米人の視点から、高慢で共存しがたい黄色人種と辛らつに評しているが、日光、箱根に見られる自然と伝統的な寺社、工芸品の美しさに関しては率直に賞賛している。東郷平八郎の戦績を太平洋最強の海軍力と認めてもいる。
日本人の特性については、創造的な精神には欠けるが、欧米技術に関する迅速な適応と改良で補っていると、褒めているのか貶しているのか微妙な評価をしている。
結論的には、日本はアジアと連携して黄色大陸の新しい神々になれたかもしれないのに、自らが隣人を支配し搾取しようとしているために、アジア人にひどく嫌われていると、まさに大東亜戦争の失敗を正しく予見している。
日本人の僕としては色々気分の悪い記載もあるが、昭和100年の今でも、未だに反省すべき点は続いているのかもしれないとも思った。
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