世界を救う超大国日本2023/07/05 02:13

□世界を救う超大国日本、二〇四一年
        (アンドリュー・ブレンコウ/嵯峨まりな(訳)2016)

 オーストラリア生まれで日本在住の実業家が書いた未来小説。架空の文献から引用した調査資料のような体裁をとって、2041年の超大国日本を描いている。
 2016年以降の日本は、アベノミクスとロボットなどの革新的技術開発、さらには時代に逆行するとみられた移民制限が当たり、人種暴動で混乱するアメリカ、欧州、食料問題に足を取られる中国を尻目に、世界のリーダーシップをとるのだそうだ。
 誠に残念なのは、今の日本はこの未来小説とは真逆の坂道を転がり落ちているようにしか見えないことだ。結果的に予測は大外れとなりトンデモ本になってしまった。
 ところで、架空の日本の大発展のきっかけとなる「ホシボット」の創造主として、星晃氏というのが出てくる。星新一氏と堀晃氏にゆかりの名前なのであろうか?


世界を救う日本


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