坂本龍一さん2023/04/03 00:19

□高橋幸宏さんと天国でセッション?

 かねてから癌で闘病中であり、月刊誌「新潮」に遺書ともとれるエッセイ「僕はあと何回、満月を見るだろう」を連載した坂本龍一さんが先月の28日に逝去されていた。
 米映画「ラストエンペラー」の劇中音楽で、グラミー賞とアカデミー賞を受賞し世界的名声を博したが、個人的に一番好きなのは、シンプルなピアノ曲の「戦場のメリークリスマス」や、YMO当時の軽快なテクノポップだ。
 1月に亡くなられたYMOのドラマー高橋幸宏さんと、天国で再会しているかな?
 享年71歳、合掌。

江口寿史展2023/04/03 18:41

□江口寿史イラストレーション展 東京彼女(東京ミッドタウン日比谷)

 美少女(?)マンガ「ストップ!!ひばりくん!」で一世を風靡した、江口寿史のイラストレーション展。なるほど、今の江口は漫画家というよりはイラストレーターだ。さらに展覧会に並べられた巨大キャンバスに印刷された「出力原画」は、結構絵具の質感もあって、昔のアンディウォーホルのシルクスクリーンを思い出した。
 そういう目で見ると、江口の巨大イラストはかなり純アート(今は古典になったポップアート)に接近しており、もろウォーホルやリキテンスタインをオマージュした作品も見られた。リキテンスタインは一種のトリックとしてコミックの芸術化を果たしたのだが、その方法論を今度は漫画家出身の江口が逆手に使っているのが面白い。
 江口の原点である「マンガ」こそが現在の大衆絵画(ポップアート)の王道なのだという主張なのだろうか。確かに、ずらりと並んだ鮮やかにも平面的な美人画は、彼が江戸町民文化の華、浮世絵師の末裔であることを明白に物語っている。
 関係ないが、平日なので空いている会場には、専門学校在学中イラストレーター見習い風といった出で立ちの若い人たちの姿が目立っていた。


江口寿史
江口寿史
江口寿史

 追記
 これは、藤田嗣治展を見た時にも感じたのだが、女の子を上手にきれいに描く事ができれば絵描きとして食っていけるのだ。

調理パン2023/04/03 21:55

□少しお洒落

 東京ミッドタウンの下で少しお洒落な調理パンを買って食べた。
 ワインとは良く合った。


東京ミッドタウン