ハチ公の最後の恋人 ― 2022/03/16 03:02
□ハチ公の最後の恋人(吉本ばなな 1996)
エッセイ集が面白かったので小説も読んでみた。
やはり語り口が上手くするすると読んでしまった。
題名から忠犬物語かと思ったら、そんなことはなくて、インド帰りの犬のような目をしたハチという男の子と絵描き志望の女の子の恋愛小説だった。
ある種の女の子にとっての理想のボーイフレンド像というものがよく分かる、分かったからといって成り代われるものでもないが。
さて、そろそろ「キッチン」を読んでみようか。
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