南房総ドライブ2022/04/01 17:52

□残念、曇天の鴨川シーサイド。

 君津ICから降り、猫庭のような「ドリプレ・ローズガーデン」で一休みしてから、鴨川市の料理自慢のお宿「オルビス」に泊まって来た。千葉県内のドライブ旅行だから、流行りのマイクロツーリズムと言えなくもない。
 海に面したピクチャーウィンドウがある部屋だったが、生憎の曇天で鉛色の波をぼんやりと眺めて過ごした。
 ご自慢の和洋混合コース料理を食べて就寝、朝日を期待したが雨だった。
 土産物屋でアワビの煮つけを買い、成田ICから香取に出て、「恋する豚研究所」で蒸しハンバーグランチを食べる。
 雨、ようやく上がった。


ドリプレ・ローズガーデン
ドリプレ・ローズガーデン
            ドリプレ(Dreaming Place)・ローズガーデン

鴨川市 ORBIS
鴨川市 ORBIS
鴨川市 ORBIS
鴨川市 ORBIS
鴨川市 ORBIS
鴨川市 ORBIS
鴨川市 ORBIS
鴨川市 ORBIS
            オーベルジュ波太オルビス

恋する豚研究所
恋する豚研究所蒸しハンバーグ
            恋する豚研究所

大杉神社2022/04/01 18:10

□茨城の東照宮

 鴨川からの帰り、その彩色浮彫の豪華さから茨城の東照宮とうたわれた「大杉神社」に、今年の干支の虎を拝見しに立ち寄った。目指す虎は門飾りの中にあり、説明板によると、親をかばって虎にわが身を差し出した若者をたたえる説話の一場面である。どう猛な人食い虎というより可愛い大猫であった。境内の桜も綺麗。
 初めて行った神社だが、近場でも知らない名所が結構あるもんだと思った。
 ついでに、利根水郷ライン添いの「道の駅 発酵の里こうざき」にも立ち寄り、お酢と夕食用の刺身を買う。ここの新鮮市場には、良い魚が置いてあるのだ。


鴨川市 ORBIS
鴨川市 ORBIS
鴨川市 ORBIS
            大杉神社

鴨川市 ORBIS
            道の駅 発酵の里こうざき

ご近所桜2022/04/02 18:27

□どこもかしこも花盛り

 ご近所の桜を見え歩く。
 柏公園も、両ふるさと公園も、どこもかしこも桜花盛りだ、木瓜も入っているけど。


柏公園

柏公園

柏ふるさと公園

柏ふるさと公園

北柏ふるさと公園

北柏ふるさと公園

柏ふるさと公園

北柏ふるさと公園

柏ふるさと公園

柏ふるさと公園


キッチン2022/04/02 19:24

□キッチン(吉本ばなな 1988)

 吉本ばなな の名を世に知らしめたベストセラー、英語、ドイツ語、フランス語などにも訳され世界中で読まれた。これ以前、ばなな は、高名な評論家 吉本隆明の娘と呼ばれていたが、これ以降は、隆明が、ばななの父と言われるようになった。
 で、遅まきながら読んでみると、予想していたようなトンガッタ物語ではなく、すごく素朴で真っ当な「Boy Meets Girl」物語だった。
 スピリチュアルな面もあるけれど、それよりも僕は、S&Gの「Bridge Over Troubled Water」のように苦境に陥った少女が少年によって救われ成長しそして分かれていく恋話として読んで、素直に少し感動してしまった。
 この本から34年たった、今の世でもこのような一種の純愛はリアルな小説として成り立つのだろうか?


キッチン


合葬2022/04/03 00:25

□合葬(杉浦日向子 1987)

 晩年には漫画家としてよりも江戸風俗研究家としての活躍が有名になった杉浦日向子の、幕末の彰義隊と官軍の、花火のような一日戦争を描いた鎮魂歌。
 この漫画で初めて知ったのだが、上野の山に籠った彰義隊員のほとんどは、15歳から25歳くらいまでの、今でいえばジャニーズのような少年たちだったのだ。
 それより上の小父さんたちは、将軍慶喜が新政府に恭順の意を表した以上、官に立てついても意味なしと理性的に考え、加わらなかったか早期に脱隊したらしい。
 つまり、まだほとんど徳川幕府の恩恵を受けていない子供じみた若侍たちだけが、ある種の熱狂に駆られてラストサムライとなって、不忍池の向かいから発射された当時の最新輸入兵器アームストロング砲の的となってすっ飛ばされた訳だ。
 戦闘場面などリアルに描くと結構グロになると思うのだが、杉浦の絵はきれいな線画なのでさらさらと絵巻のように読んでしまう。それでも、死亡した戦友のせめてもの形見に首を持ち帰らんとするも、首のあまりの重さに2人で両側から髪をつかんでスイカのようにぶら下げて敗走する描写は、妙に現実感があり生々しかった。
 当分、上野公園にいく度に、その場面を思い出しそうだ。


合葬
不忍池


繁栄の昭和2022/04/03 02:20

□繁栄の昭和(筒井康隆 2014)

 今や現役を続ける唯一人の文壇の巨匠の短編集、先日、日本芸術院賞も受けたので、そのうち最後の文人と呼ばれるようになるであろう。
 この短編集を読むと、若くしては書けないものや、相応の業績を上げたから書けるもの、老年になってこそ書けるものがあるというのが分かって、さしたる業績のない小父さんにも励みになった。
 タブーに挑戦するような「一族ちらし語り」や、政治的な問題作「役割演技」もそうであろうが、一番それを強く感じたのは、「科学探偵帆村」である。
 「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。」(c)みうらじゅんが書いたと言ってもおかしくないような内容のSFほら話、もとい青春の思い出を小説化したものであるが、やはりこういうものは若い時ならば恥ずかしくて書けないであろうな。


繁栄の昭和


ホットチョコレート2022/04/03 17:04

□「花と鳥」で。

 散歩の途中、北柏ふるさと公園でホットチョコレート(ココア)を飲む。
 少し肌寒い季節には調度良い。


判と鳥


桜エビのピザ2022/04/03 17:08

□季節もの

 高島屋の「AGIO」で桜エビのピザ、
 季節ものという気がする。


AGIO


脱炭素は嘘だらけ2022/04/04 16:41

□脱炭素は嘘だらけ(杉山大志 2021)

 先に読んだ「グリーン・ニューディール -世界を動かすガバニング・アジェンダ(明日香壽川 2021)」が、太陽光発電を主流とするエネルギー体制への急激な変換でゼロエミッション社会を目指すのとは、真逆の主張をする温暖化本。
 と言っても、CO2の温暖化効果を否定する訳ではなく、要は、その効果と進捗の度合いが巷間されるほど極端なものでも人類文明に致命的なものでもなく、温暖化のポジティブな面も踏まえて、徐々に世界の趨勢に対応すればよいと説いている。
 困ってしまうのは、僕のような門外漢には、読んでいる間は、どちらの本も、もっともだと思ってしまうことだ。著者の明日香も杉山も、実は一時、同じ民間のシンクタンクに席を置いていたことがあり、にもかかわらずこれだけ主張が異なるというのは、政策科学の幅広さというか、純粋科学とは違う分野だということかとも思ってしまう。
 両者とも錚々たる学歴と経歴の博士ではあるが、最も肝になる気候学の専門家ではない。このうえは、気候の専門家の決定的な解説が読みたいものである。本来、気候変動の「自然科学的根拠」のコンセンサス形成はIPCCの役目なのだが、本書ではその報告書を鵜呑みにしてはいけないと言っているしなあ。


脱炭素は嘘だらけ


【用誤】Lawmaker2022/04/04 17:23

□Lawmaker(立法者)

 国会議員などの立法者、変な法律を作ると低所得者層が増えるので
 Lowmaker と呼ばれる。