北京冬季五輪2022/02/10 18:03

□初めて4Aを飛んだ男

 北京冬季五輪男子フィギアのフリーが行われ、二度の五輪王者羽生結弦が冒頭、果敢に四回転半(4A)に挑み、転倒、回転不足で減点されたものの、公認大会で初の4A認定を得た。総合順位は、ショートプログラムおよび他のジャンプの失敗もあり4位にとどまったが、世界で初めて4Aを飛んだ男の称号を執念で手繰り寄せた。
 神の領域と言われた4Aも、これで現実に飛べると分かったので、陸続とフォロワーが現れ、やがては必須のジャンプになっていくのであろう。氷の上の話でもあるので、羽生選手を最初のペンギン(first penguin)と言っては失礼であろうか。
 試合自体は、世界王者ネイサン・チェンが盤石の滑りを披露して文句なしの金メダル、日本若手の期待の星鍵山優真が銀メダル、前回五輪銀メダルの宇野昌磨が銅メダルでこれに続いた。

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