フレデリック・ブラウン ― 2022/03/01 02:33
□フレデリック・ブラウンSF短編全集１ 星ねずみ（安原和見訳 2019）
「発狂した宇宙」で名高いアイデアストーリの巨匠、フレデリック・ブラウン（1906-72）の短編集。皆面白いが、一番洒落ているのは、冒頭の「最後の決戦（ハルマゲドン）」、思わず拍手だ。
ブラウンは、当時の最先端の植字技術ライノタイプの技術者だった。故にそれを題材にした話も２作入っている。例えれば、パソコン黎明期にプログラミングネタで書いたショートショートがもしあったならば、そのような味わいの作品だ。
宇宙に飛ばされた実験用ネズミが、知能が強化されて戻ってくる表題作「星ねずみ」も楽しい。アメリカの象徴アンクルサムが大活躍する「新入り」は、愛国心の発露か、はたまたイデオロギーも宗教の一種と茶化しているのかよくわからん。
文章の所々に、現在では、政治的に不適切な物言いあり。
あ、あまりにも有名なので、読んだような気がしていたのだが、実は僕はまだ「発狂した宇宙」を読んでいないかもしれない。
読んで確かめなくては。
柏市シルバー作品展 ― 2022/03/01 20:29
□「手賀沼公園の桜」を出品
柏市シルバー作品展に、手賀沼公園の桜を描いた水彩を出品した。５日まで展示される。
この作品展、一昨年と去年はコロナ禍で中止になったので、三年ぶりの再開だ、会場も、「アミュゼ柏」から新装された「中央公民館（ラコルタ）」に移った。
【用誤】パブロフの椅子 ― 2022/03/03 11:58
□パブロフの椅子
その椅子に座ると何故か涎が出て飯が食べたくなる。
竹やぶ ― 2022/03/03 20:15
□蕎麦屋で飲む。
昼どきに公園前の「竹やぶ」で一杯、引退したからこその楽しみである。
ここは、蕎麦は勿論、鰊とか、つまみものがとても美味しい。
河津桜 ― 2022/03/04 19:07
□今年も、
いつものように、いつもの場所で、不忍池の河津桜が咲きだした。
アワビ弁当 ― 2022/03/04 20:24
□To Go
日本橋のデパートの「大いわて展」で、少々高価なアワビ弁当をお持ち帰り。
うむ、美味しいではないか。
脳はみな病んでいる ― 2022/03/06 15:41
□脳はみな病んでいる（池谷裕二、中村うさぎ 2019）
中村うさぎは、長きにわたって「週刊文春」にコラムを連載していて、林真理子の連載と双璧をなす辛口のユーモアエッセイとして楽しく読んでいたが、中村のコラムは、整形、風俗嬢体験とだんだん体当たり的に過激化し、ついには原因不明の難病による心肺停止を経て、あまりにも晦渋な内容となったためか打ち切られた。
その後、どうしているのだろうかと思っていたが、自らの闘病体験に基づき、心と体の不思議を、脳学者 池谷裕二と語る対談集が出ていたので読んでみた。
症状からは回復したが後遺症で車椅子生活を余儀なくされているものの、口ぶりはお元気で一ファンとしては喜ばしいことであった。
幼少期からの、人とは違うことで生きにくかった体験を、同様の過去を持つ学者と確認しあい、最後は、ともども精神科医の鑑定を受けて、両人ともめでたく（？）発達障害の一種、自閉スペクトラム症の診断を受けて幕。
エコー ― 2022/03/08 20:46
□今年も無事なにごともなし
十年以上経過観察を続けている内臓のエコー検査をリバーサイド病院で受けた。
結果は、今年も無事なにごともなしだった。ついでに、先日の健康診断、血液検査の速報も受け取る。これもなにごともなし。
PCRもそうだが、検査結果がネガティブだとポジティブな気分になる。
検査から結果を聞くまでの長い待ち時間に備えて、クイズ本「有名な絵画のまちがい探し」を持参したので退屈せずに済んだ。
弁天堂と河津桜 ― 2022/03/09 23:17
□これでお酒があれば・・・
夜の不忍池に映える河津桜と弁天堂の２ショット、これでワンカップでもいいから燗のお酒があれば。
ハンバーグ定食 ― 2022/03/10 20:45
□コンサート前
コンサート前に上野の文化会館の食堂で食べたハンバーグ定食、普通に美味しかった。少し高級品。
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