奇想の系譜展 ― 2019/03/20 23:38
□芦雪の大猫(虎)屏風がなくてちと残念。
今日は、東京都美術館の毎月第三水曜日の老人無料参観日なので、「奇想の系譜」展を見に行ってきた。当然、暇なジジババ大集合で込んでいたがタダには代えられない。特に、岩佐又兵衛の残虐絵巻には人が群がっていて、ほとんど見ることが出来なかった。ジジババなのに血なまぐさい絵が好きなのだ。
若冲や狩野山雪は、さすがにさすがなのだが、僕としては、長沢芦雪のあの有名な大猫みたいな愛嬌のある虎の屏風が観たかったので、それが無かったのはちと残念であった。芦雪は、これも有名な白象と黒牛の屏風が展示されていて、勿論素晴らしいのであるが、やはり僕は大猫虎が観たかったのである。ちなみに、白象黒牛図屏風と、これも出品されている若冲の象と鯨図屏風は、構図と白黒対照の意図がほぼ同じであり、同時代の絵師だけに相互の影響が気になった。
あと、歌川国芳のかの骸骨妖怪や大鯨の浮世絵は、保存状態が良く、素晴らしい発色が保たれており、これもまた一見の価値があった。
今日は、東京都美術館の毎月第三水曜日の老人無料参観日なので、「奇想の系譜」展を見に行ってきた。当然、暇なジジババ大集合で込んでいたがタダには代えられない。特に、岩佐又兵衛の残虐絵巻には人が群がっていて、ほとんど見ることが出来なかった。ジジババなのに血なまぐさい絵が好きなのだ。
若冲や狩野山雪は、さすがにさすがなのだが、僕としては、長沢芦雪のあの有名な大猫みたいな愛嬌のある虎の屏風が観たかったので、それが無かったのはちと残念であった。芦雪は、これも有名な白象と黒牛の屏風が展示されていて、勿論素晴らしいのであるが、やはり僕は大猫虎が観たかったのである。ちなみに、白象黒牛図屏風と、これも出品されている若冲の象と鯨図屏風は、構図と白黒対照の意図がほぼ同じであり、同時代の絵師だけに相互の影響が気になった。
あと、歌川国芳のかの骸骨妖怪や大鯨の浮世絵は、保存状態が良く、素晴らしい発色が保たれており、これもまた一見の価値があった。
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