169人の漫画道2018/04/05 12:17

□漫画家誕生(中野渡淳一 2006年)

 信濃毎日新聞に連載されたインタビュー「マンガ家の世界」をまとめた単行本、169人のマンガ家が掲載されている。おそらく刊行時点での人気作家であろうが、僕は、半分以上知らなかった。いつのまにか随分と時代から乗り遅れていたんだ。そういえば前は通勤のおともに抱えていた「モーニング」もここ数年読んでいないなあ。
 という訳で、小父さんにとっては、漫画再入門のような本だった。
 「水木しげる」や「藤子不二雄(A)」のような超有名な作家も収録されているが、興味深いのは、まだ知らなかったマンガ家たち。「パルコキノシタ」のET(グレイ)のような顔の表現には惹かれるな。
 夭逝した「中尊寺ゆつこ」の記事に合掌。


中野渡淳一


面白い英語表現は?2018/04/05 12:36

□英語にない日本語 日本語にない英語 (ノーマン・カッツ 2015)

 退職小父さん、小母さんで、英会話教室に通う人は多い。中には、自分の娘が渡米して結婚して子供を産んだので、その孫とおしゃべりしたいとか、はっきりとした目的を持っている人もいるが、僕も含めて、なんとなく知的なひまつぶし、サークル的な人間関係をもとめてくる人も多いいようだ。
 そんな人にお薦めな本かもしれないと思って読んでみたのがこの本だったが、今や日本語になった「ディスる」の元が「disrespect」だと分ったのは良かったが、他には、雑学的にそれほど面白い表現は書いてなかった。
 ただ、著者の解説は分かり易かったので、次作としては、「shithole」など、最近色々とwordingで物議を醸している「トランプの使う英語」と言うのを出して欲しい。


ノーマン・カッツ


ばちあたり2018/04/05 23:44

□ビリケン様の受難

 運河の桜を観に行ったら、いつの間にか道路際のビリケン様の祠が新しく立派になっていて感心したのだが、今夜、TVを見ていたら、そのビリケン様が倒されて頭部も破損し、さい銭箱も持ち去られたというニュースが流れてびっくりした。
 調度、僕が桜見に行った次の日の夜に発見されたとのことであるが、ばちあたりこの上ない。天罰が落ちるであろう。
 運河のビリケン様は、建立後百年以上の、現存する国内最古のビリケン像という。


びりけん様受難