タイムスリップ聖徳太子2024/02/18 21:42

□タイムスリップ聖徳太子(鯨 統一郎 2011)

 「タイムスリップ森鴎外(2002)」が面白かったので、そのタイムスリップシリーズの第8作にあたる「タイムスリップ聖徳太子」も読んでみた。言い難いのだが、シリーズのネタが尽きたのか作者が飽きたのか、「タイムスリップ森鴎外」と比べると随分と雑な仕上がりの印象を受けた。
 なぜかアジアの超能力暴君王として君臨する聖徳太子に、教え子を助けんと現世日本から転生した高校教師が戦いを挑むという異世界冒険談になってしまっていて、歴史を逆引きするタイムトラベルものの面白さはほとんど皆無だった。
 ううむ、残念だなあ。


タイムスリップ聖徳太子


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