The Shape of Water2018/05/21 00:59

□オスカーを取った半魚人!

 みんながあれよあれよと思っている間に、めでたく2018年のアカデミー賞(作品賞等四冠)の栄冠に輝いた初のSF映画である。「2001年宇宙の旅」も「スターウォーズ」も取れなかったアカデミー賞を半魚人が取ったのであるから、これは本当に凄い映画である筈である。実際は、懐かしの「アマゾンの半魚人」のリメークなのだが、半魚人の姿形以外は、あまり共通点はない。
 「しあわせの絵具」で女流画家モード・ルイスの生涯を演じたサリー・ホーキンスが、今度は、半魚人に恋して水中Fxxkに挑戦している。一目見たら忘れられない個性的な顔はこの映画のヒロインにぴったりだ。そういえば、山口百恵の旦那である三浦友和も小松左京監督の「さよならジュピター」で、無重力Fxxkしていたなあ。
 全体的には、SFとブロードウェイミュージカルのごった煮的な、大金と才能と労力を一杯つぎ込んだ、本気のパロディのような不思議な映画だった。
 あと、関係ないと思うけど、半魚人のまん丸でつぶらな瞳は、高橋智隆がデザインする日本のコミュニケーションロボットの目に似ているなあ。
 また、猫好きの人には、少々ショッキングな場面があるので勧められない。
 余韻のある終わり方なので、その内「帰ってきた半魚人の息子」とかいう続編が出来るかもしれない。
 なお、アカデミー賞の威光にもかかわらず、おおたかの森の一番館では、意外と早く上映が終了していたので、僕は、駅前の二番館で観たのだが、これは、やはりゲテモノと思われて、日本では観客動員が伸びなかったのであろう。


The Shape of Water


大きな太ったものが残った2018/05/21 01:22

□Big Fat Cat and The Mustard Pie(向山貴彦(文)・たかしまてつを(絵)2002)

 英語の勉強用に読んだ絵本。
 英語で書かれた絵本と、そこに使われた英文の説明が対になった学習本である。
 で、中身なのだが、街の片隅のゴーストタウン化しつつある古いショッピングモールに、やっとのことで自分の店を持てた若いパティシエが売れないお菓子と盗み食いする大きな太った猫に悪戦苦闘しつつめげずに頑張るのだが、結局、家主が借金で夜逃げしたために折角借りた店も取り壊されて、哀れ、彼の元には、大きな太った猫だけが残るという悲しいお話である。
 脱サラして飲食業を始めようと思っている人は、読んでおいた方がいいと思う。
 嗚呼。
 絵は可愛い。


Big Fat Cat & The Mastard Pie