STAP細胞2025/12/02 02:47

□STAP細胞に群がった悪いヤツら(小畑峰太郎 2014)

 日本中を一時、歓喜の嵐に巻き込んだ(お手軽に作れる)万能細胞、STEP細胞の雑誌「ネーチャー」への掲載(2014)とその後の凋落、日本最大の研究のミスコンダクトをジャーナリストが追った記録。あれからもう10年以上たったのだなあ。
 中心人物の小保方氏はともかく、彼女を取り巻いていた理研の錚々たる科学者が何故このブードゥーサイエンスを見抜けなかったのか、それが騒ぎが終わってからの僕の一番の関心事だった。
 本書では、科学界と産業界、政界の悪しき馴れ合いや、巨大サイエンスそれ自体が巨額の権益を生む一大産業と化していることなど、事件を取り巻く背景が子細に分析されているが、「なぜ騙されたか」あるいは「何故だまし通せると思ったのか」という野次馬的好奇心は満たされなかった。
 結局の処、人間は「見たいものしか見ない」ということであろうか?


STAP細胞


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