猫を描く古今東西2023/05/14 20:29

□猫を描く古今東西(多胡吉郎 2022)

 浮世絵の猫、受胎告知画の猫、印象派の猫、そして勿論、夏目漱石の「吾輩は猫である」の挿画の中の猫、古今東西名画に潜む、あるいは主役として躍り出る様々な猫絵の物語と解説。
 図版多数の頁をぱらぱらとめくって名画に登場する猫を見るだけでも楽しいが、ボナールの奥さんは、画家と知り合った時に16歳と名乗ったが実は24歳であり、8歳も鯖を読んでいたとか、思わぬエピソードも書いてあり面白かった。
 女は男を騙くらかす化け猫ということか?


猫の本


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
「手賀沼」の読み方は? ひらがなで答えてください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://eastworld.asablo.jp/blog/2023/05/14/9586078/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。