パプリカ ― 2025/03/22 23:47
□パプリカ(筒井康隆 1993)
この前観たアニメ映画が面白かったので原作も読んでみた。
小説は、映像命のアニメと違い言葉でたっぷりと説明できるので、夢探偵の理屈もそれらしく説明されている。作者の精神医学方面の蘊蓄と疑似科学を適度にブレンドしたほら話の醍醐味がたっぷり味わえるSFであった。作品中でフロイトを時代遅れと批判しているが、作者の本音なのであろうか?
小説を読んで分かったのは、アニメは結構原作を忠実に再現していたんだなと言うこと、無論、2時間弱の映像作品として収めるための、筋やキャラクターの整理や誇張はあるが概ね同じであった。しかし、悪役は、はるかに原作の方が、文字通り悪魔的で魅力的であった。映画化したのは、既に多様性尊重の21世紀、あのキャラをあのままで世に出すのは無理であったろうな。
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