上野の蓮 ― 2020/08/21 13:11
□そろそろ見納めか。
花弁がだいぶ散って、芯だらけになってきた。
花弁がだいぶ散って、芯だらけになってきた。
わたしはわたし ― 2020/08/21 16:00
□わたしはわたし(熊谷守一 2020)
たわしはたわしではなくわたしはわたしである。
熊谷守一の伝記兼画集、仙人のような風貌の熊谷画伯は、トレース紙に写した下絵を使って、版画のように同じ構図で色違いの絵を何枚も描く。本書の表紙の猫も画伯のもうひとつの著書「へたも絵のうち(2000)」の表紙の猫の色違いだ。
そんなことは、もうどうでもよいらしい。アンディ・ウォーホルと同じくらいポップだ。
たわしはたわしではなくわたしはわたしである。
熊谷守一の伝記兼画集、仙人のような風貌の熊谷画伯は、トレース紙に写した下絵を使って、版画のように同じ構図で色違いの絵を何枚も描く。本書の表紙の猫も画伯のもうひとつの著書「へたも絵のうち(2000)」の表紙の猫の色違いだ。
そんなことは、もうどうでもよいらしい。アンディ・ウォーホルと同じくらいポップだ。
潜行三千里 ― 2020/08/21 16:20
□潜行三千里 完全版(辻政信 2019)
書名から。実録「怪傑ハリマオ」みたいな痛快な話かと思ったら全然違った。終戦後タイに取り残された旧帝国陸軍大佐が、昔の敵の蒋介石一派を頼って大陸を流転し、ようやく日本にたどり着くまでの日記であった。
日本の敗戦後、その軍事的な専門能力を買われて、彼の地で雇われた旧日本兵がいたとは話に聞いていたが、その実態の一つを知る貴重な資料だった。中華民国国軍から、それなりに待遇され、俸給も出ていたようだ。
著者は帰国後、国会議員まで務めたが、最後はラオスで行方不明になった。末尾に、門外不出だった手記「我等は何故負けたか」が初公開されている。元大本営参謀としては、大東亜共栄圏の理想に反して、中国を完全に敵に回したことが敗因と考えていたようだ。
書名から。実録「怪傑ハリマオ」みたいな痛快な話かと思ったら全然違った。終戦後タイに取り残された旧帝国陸軍大佐が、昔の敵の蒋介石一派を頼って大陸を流転し、ようやく日本にたどり着くまでの日記であった。
日本の敗戦後、その軍事的な専門能力を買われて、彼の地で雇われた旧日本兵がいたとは話に聞いていたが、その実態の一つを知る貴重な資料だった。中華民国国軍から、それなりに待遇され、俸給も出ていたようだ。
著者は帰国後、国会議員まで務めたが、最後はラオスで行方不明になった。末尾に、門外不出だった手記「我等は何故負けたか」が初公開されている。元大本営参謀としては、大東亜共栄圏の理想に反して、中国を完全に敵に回したことが敗因と考えていたようだ。
ピンクの花 ― 2020/08/21 17:17
□そんなに珍しい花ではないとおもうのだが。
不忍池の水上音楽堂の裏に咲いていたピンクの花、最初、百日紅と思ったが、どうも違うようだ。何の花だろう?
そんなに珍しい花ではないとおもうのだが。
不忍池の水上音楽堂の裏に咲いていたピンクの花、最初、百日紅と思ったが、どうも違うようだ。何の花だろう?
そんなに珍しい花ではないとおもうのだが。
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