山下 清展2020/11/22 22:45

□油絵も見れた。

 天気も良かったので、手賀沼のアビスタ(我孫子市生涯学習センター)に歩いて「山下 清展」を観に行った、一万歩以上だ。
 思っていたよりも作品数も多く、これまで見たことがなかった初期の昆虫の作品や、後期になって試した油絵が見れたのがとても良かった。
 画集を観た時にも思ったのだが、実物を観ると改めて、戦中から戦後すぐのころの、つまりは放浪時代の作品が一番素晴らしいと思った。名声を得た晩年の、写真も参考にしたと思しき作品は、立体的な造形や陰影などの表現は著しく向上しているのだが、輝くような面白さは減っている。あえて言えば、天才の絵から上手い絵描きの絵になってしまっているのだ。
 なお、絵と並べて、そのおりおりの作者の気持ちを書いた文章も展示してあるのだが、なかなか味のある名文で、相当の知能の持ち主であったことがわかる。今なら、一芸に特化したサヴァン症候群と呼ばれていたであろう。


アビスタ山下清展
アビスタ山下清展


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