竹橋の美術館 ― 2020/10/02 20:24
□久しぶりだなあ。
エッセイ集が面白かった野見山暁治の本業の絵を見に、竹橋の美術館に行った。都心に勤めていたころには立ち寄ったこともあったが、10年ぶりくらいの訪問だ。
久しぶりに行くと、作品の展示順なども随分と見やすいように工夫されていた。また、自分が歳取ったので気づいたのだが、常設展はシニア無料であった。年金暮らしの身にはありがたいことである。
お目当ての野見山暁治の絵は、枯れ草を描いた鉛筆画であった。エッセイによれば夫人が亡くなったころに描いた絵で、植物というよりは白骨の堆積のように見えた。ネットで公開されている美術館の所蔵品リストによれば、数点の野見山作品がある筈なので、次に来るときには油彩を見てみたいもんである。
今回、野見山作品以上に印象的だったのは、原田直次郎の「騎龍観音」 であった。 西洋宗教画の日本人的解釈の一つの頂点を示す油絵として結構有名な絵であるが、実物はでかくて迫力があり、ポップでもあるので、「Babymetal」のCDジャケットにも使えそうだ。
エッセイ集が面白かった野見山暁治の本業の絵を見に、竹橋の美術館に行った。都心に勤めていたころには立ち寄ったこともあったが、10年ぶりくらいの訪問だ。
久しぶりに行くと、作品の展示順なども随分と見やすいように工夫されていた。また、自分が歳取ったので気づいたのだが、常設展はシニア無料であった。年金暮らしの身にはありがたいことである。
お目当ての野見山暁治の絵は、枯れ草を描いた鉛筆画であった。エッセイによれば夫人が亡くなったころに描いた絵で、植物というよりは白骨の堆積のように見えた。ネットで公開されている美術館の所蔵品リストによれば、数点の野見山作品がある筈なので、次に来るときには油彩を見てみたいもんである。
今回、野見山作品以上に印象的だったのは、原田直次郎の「騎龍観音」 であった。 西洋宗教画の日本人的解釈の一つの頂点を示す油絵として結構有名な絵であるが、実物はでかくて迫力があり、ポップでもあるので、「Babymetal」のCDジャケットにも使えそうだ。
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