みんな忘れた ― 2020/09/15 12:43
□みんな忘れた 記憶の中の人(野見山暁治 2018)
御年97歳(出版当時)の抽象画の重鎮 野見山暁治がそのほぼ一世紀にわたる交遊録を記したエッセイ集。登場するのは、筆者の父親を含め22名、ほとんどが、画家やその関係者、コレクターの実業家など。
僕が知っていた名前は、丸木俊、水上勉、南桂子、加山又造、猪熊弦一郎だけだったが、知らない名前の人の章でも面白かったのは、筆者のやや斜めに構えた眼力のせいか、それとも筆力か。一種の日本画壇史でもある。読後、一度くらいは、野見山画伯の絵の実物を見ようと思った。
御年97歳(出版当時)の抽象画の重鎮 野見山暁治がそのほぼ一世紀にわたる交遊録を記したエッセイ集。登場するのは、筆者の父親を含め22名、ほとんどが、画家やその関係者、コレクターの実業家など。
僕が知っていた名前は、丸木俊、水上勉、南桂子、加山又造、猪熊弦一郎だけだったが、知らない名前の人の章でも面白かったのは、筆者のやや斜めに構えた眼力のせいか、それとも筆力か。一種の日本画壇史でもある。読後、一度くらいは、野見山画伯の絵の実物を見ようと思った。
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