薪能 ― 2019/05/19 22:58
□怨霊が主人公な芸能
肥後細川公園で行われた、宝生派による薪能「黒塚」を観賞してきた。公演前には、主役(シテ)の宝生和英さんと日置貴之准教授による丁寧な解説までついた素晴らしい舞台だった。
今更ながら分かったのは、能とは、亡霊や怨霊を主人公(シテ)にした、世界でも珍しい形の舞台芸術だということである。普通の怨霊退治劇なら主役のエクソシスト/ゴースト・バスターズ役の坊様は、能では、わき役(ワキ)に過ぎない。
肥後細川公園で行われた、宝生派による薪能「黒塚」を観賞してきた。公演前には、主役(シテ)の宝生和英さんと日置貴之准教授による丁寧な解説までついた素晴らしい舞台だった。
今更ながら分かったのは、能とは、亡霊や怨霊を主人公(シテ)にした、世界でも珍しい形の舞台芸術だということである。普通の怨霊退治劇なら主役のエクソシスト/ゴースト・バスターズ役の坊様は、能では、わき役(ワキ)に過ぎない。
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