漫画の裏側2018/10/12 18:49

□担当の夜(関 純二 2013)

 青年漫画誌(ヤングマガジン?)の元編集長だった著者が描く、漫画家と編集者との連帯と暗闘の日々。
 「担当の夜」、「担当の朝」、「最後の担当」、「俺酒」の4短編が収録されている。
 漫画家や編集者には、それぞれ実在のモデルがいると思われるが、僕には、「担当の朝」に出てくる、明らかにジョージ秋山な巨匠以外は、分からなかった。でも、分かる人にはみんな分かるんだろうな。
 一種の楽屋落ちネタであり、半世紀前の無頼派小説家の実録みたいな、純文学的な面白さがある。


担当の夜


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