繰り返される母音2018/07/24 19:49

フクシマ・ゴジラ・ヒロシマ(クリストフ・フィアット 2013)

 ゴジラに象徴される日本を取材しに来たフランス人劇作家が、大震災直後の福島と、元祖グラウンドゼロ(爆心地)の広島と、東京を、ゴジラの咆哮と、何故か三島由紀夫の霊らしき者とに脅されながらさまよう幻視行。
 結局、この経験は、旅の終わりに、戯曲「DAIKAIJU EIGA」としてまとめられ、こまばアゴラ劇場で上演されたが、ネット上の観劇記からは不評であったようである。
 本のタイトルは、三つの単語の最後に母音のAの音が入るので、韻が心地よい。

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