ハーラン・エリスン氏逝去 ― 2018/07/01 12:15
□スタートレックの脚本もかいていたんだ。
ニューウェーブ(当時)のSF作家として知られたハーラン・エリスン氏が6月27日に亡くなっていた。氏の名前は、SFファン以外には知られていないが、出世作の一つの邦題「世界の中心で愛を叫んだけもの」は、エヴァンゲリオン(TVアニメ)最終話のタイトルにオマージュ的に引用されたり、なによりも、SFとは全く無関係な恋愛小説とそれを元にしたTVドラマのタイトル「世界の中心で、愛を叫ぶ(セカチュー)」として、引用(パクり!?)されたので、題名のみは日本国中で有名になった。
いわば、本歌取りのみが有名になった元歌の忘れられた原作者だ。
とは言っても、「世界の中心で愛を叫んだけもの」の原題は、The Beast that Shouted Love at the Heart of the World なので、 褒められるべきは、あるいは盗用?に怒るべきは、at the Heart of the World を「世界の中心で」と訳した名翻訳者 浅倉久志氏なのかもしれない。
ニューウェーブ(当時)のSF作家として知られたハーラン・エリスン氏が6月27日に亡くなっていた。氏の名前は、SFファン以外には知られていないが、出世作の一つの邦題「世界の中心で愛を叫んだけもの」は、エヴァンゲリオン(TVアニメ)最終話のタイトルにオマージュ的に引用されたり、なによりも、SFとは全く無関係な恋愛小説とそれを元にしたTVドラマのタイトル「世界の中心で、愛を叫ぶ(セカチュー)」として、引用(パクり!?)されたので、題名のみは日本国中で有名になった。
いわば、本歌取りのみが有名になった元歌の忘れられた原作者だ。
とは言っても、「世界の中心で愛を叫んだけもの」の原題は、The Beast that Shouted Love at the Heart of the World なので、 褒められるべきは、あるいは盗用?に怒るべきは、at the Heart of the World を「世界の中心で」と訳した名翻訳者 浅倉久志氏なのかもしれない。
W杯惜敗 ― 2018/07/03 13:12
□「キャプテン翼」にはなれなかったが
世界3位の強豪ベルギーを相手に、日本は、まさかの2点を先取し、アニメのごとく奇跡を起こすのかと期待されたが、地力に勝るベルギーの怒涛の反撃はすさまじく、最終的には2-3で敗退し、代表のW杯は終わった。
しかし、W杯開戦前は、1点も取れないであろうとまで酷評されたチームは、予想を覆す大健闘を見せて決勝トーナメントに進出し、最後の試合もまた今後に期待を持たす大善戦であった。
純日本パッケージの特長を最大限に発揮した西野監督の続投を期待するのだが。
世界3位の強豪ベルギーを相手に、日本は、まさかの2点を先取し、アニメのごとく奇跡を起こすのかと期待されたが、地力に勝るベルギーの怒涛の反撃はすさまじく、最終的には2-3で敗退し、代表のW杯は終わった。
しかし、W杯開戦前は、1点も取れないであろうとまで酷評されたチームは、予想を覆す大健闘を見せて決勝トーナメントに進出し、最後の試合もまた今後に期待を持たす大善戦であった。
純日本パッケージの特長を最大限に発揮した西野監督の続投を期待するのだが。
目指せ画狂人超え ― 2018/07/03 23:25
□アトリエ日記~やっぱりアトリエ日記(野見山暁治 2007~2014刊)
ひょっとしたら現役最高齢(1920年生まれ)であるかもしれない高名な画家の、アラ90歳のころからの日記シリーズ。絵画雑誌への連載を纏めたもの。
・アトリエ日記(2007)
・続アトリエ日記(2009)
・続々アトリエ日記(2012)
・やっぱりアトリエ日記(2014)
(・じわりとアトリエ日記(2017)未読)
絵画制作、来客、展覧会、飲み会、別荘地、アトリエの維持など、淡々と画家の日常が語られるが、筆者の年齢が高じるに従い(つまり最近の日記になるに従い)、知人、縁者、親戚の入院、訃報が多くなる。後になると、大体、一冊当たり4人死んでいる。自身の怪我、病気、治療の話も増えてくる。何せ、大正、昭和、平成を生き抜き、パリの藤田嗣二とも親交のあった大長老の絵描きなのだ。
「やっぱりアトリエ日記」になると、終活なのか、自分の死後の遺産相続の話が出てくる。筆者の遺作(会計的には大量の在庫品)を遺族が相続すると膨大な相続税が課せられるが、実際には評価額で絵が売れる訳でもないので、生きてるうちに自作を上手に処分(捨てる!?)しないと、相続者が大変困るらしい。初めて聞く話なのでびっくりした。(成功した)職業画家ならではの悩みである。勉強にはなるが日曜画家の僕の参考にはならない。
ただ、ひょっとしてと思ったのは、最近、水玉模様で有名な国際的な女流画家が自分の美術館を一般財団法人として設立したこと、これも、作品の散逸を防ぐとともに、相続税対策かも知れないなと。
日記に戻ると、飲み会の話もよく出てくるが、芸術論はほとんど無い。でも、不思議と一冊読むと次も読みたくなるのだった。
画伯は、今年もまた一冊エッセイ集を出している。
ひょっとしたら現役最高齢(1920年生まれ)であるかもしれない高名な画家の、アラ90歳のころからの日記シリーズ。絵画雑誌への連載を纏めたもの。
・アトリエ日記(2007)
・続アトリエ日記(2009)
・続々アトリエ日記(2012)
・やっぱりアトリエ日記(2014)
(・じわりとアトリエ日記(2017)未読)
絵画制作、来客、展覧会、飲み会、別荘地、アトリエの維持など、淡々と画家の日常が語られるが、筆者の年齢が高じるに従い(つまり最近の日記になるに従い)、知人、縁者、親戚の入院、訃報が多くなる。後になると、大体、一冊当たり4人死んでいる。自身の怪我、病気、治療の話も増えてくる。何せ、大正、昭和、平成を生き抜き、パリの藤田嗣二とも親交のあった大長老の絵描きなのだ。
「やっぱりアトリエ日記」になると、終活なのか、自分の死後の遺産相続の話が出てくる。筆者の遺作(会計的には大量の在庫品)を遺族が相続すると膨大な相続税が課せられるが、実際には評価額で絵が売れる訳でもないので、生きてるうちに自作を上手に処分(捨てる!?)しないと、相続者が大変困るらしい。初めて聞く話なのでびっくりした。(成功した)職業画家ならではの悩みである。勉強にはなるが日曜画家の僕の参考にはならない。
ただ、ひょっとしてと思ったのは、最近、水玉模様で有名な国際的な女流画家が自分の美術館を一般財団法人として設立したこと、これも、作品の散逸を防ぐとともに、相続税対策かも知れないなと。
日記に戻ると、飲み会の話もよく出てくるが、芸術論はほとんど無い。でも、不思議と一冊読むと次も読みたくなるのだった。
画伯は、今年もまた一冊エッセイ集を出している。
・みんな忘れた: 記憶のなかの人(2018)
藤田嗣治のことも書いてあるようなので、その内、読んでみよう。
筆者には、画狂人北斎が願って敵わなかった百歳まで、生きて描き続けてほしい。
藤田嗣治のことも書いてあるようなので、その内、読んでみよう。
筆者には、画狂人北斎が願って敵わなかった百歳まで、生きて描き続けてほしい。
理窓会の蓮 ― 2018/07/04 18:58
□今年の近所の蓮はあまり期待できない
運河駅で降りて、理窓会記念公園の蓮を見に行ったのだが、大池の方は雑草駆除の為か、大幅に刈り取られて、花は全く期待できない状態だった。小池の方には、蕾がちらほら見えた。
運河駅で降りて、理窓会記念公園の蓮を見に行ったのだが、大池の方は雑草駆除の為か、大幅に刈り取られて、花は全く期待できない状態だった。小池の方には、蕾がちらほら見えた。
東大でお寿司 ― 2018/07/04 20:49
□お魚倶楽部はま
柏の葉まで散歩したらお腹が空いたので、前から入ってみたかった東大構内の学食寿司屋「はま」に入った。一時過ぎなので、割と空いていてすんなりと入れた。
折角なので、教授も食すると思われる握りセットを頼んだ。いなせな板長がしっかりと握ってくれて、大変美味であった。
柏の葉まで散歩したらお腹が空いたので、前から入ってみたかった東大構内の学食寿司屋「はま」に入った。一時過ぎなので、割と空いていてすんなりと入れた。
折角なので、教授も食すると思われる握りセットを頼んだ。いなせな板長がしっかりと握ってくれて、大変美味であった。
東京駅に東京大学の博物館 ― 2018/07/05 23:04
□ミュージアムと言うよりは博物館
正確には東京駅ではなく、その隣の旧東京中央郵便局舎(現KITTE)に、日本郵便と東京大学が協働で運営している「インターメディアテク」(IMT)が鎮座ましましている。モンドリアンの絵画を思わすようなモダンな入り口を入ると、内部は、レトロな雰囲気が満載の大時代博物館である。
巨大生物の白骨標本や剥製を中心に、東大が長年にわたって貯め込んだお宝的博物標本がたくさん展示してあり、中には、色鮮やかな棺に入ったエジプトのミイラのような超レア物も含まれている。
なんと無料であり、早めに来ても見るものがたっぷりあるので、待ち合わせ場所にもぴったりと推薦できる。
正確には東京駅ではなく、その隣の旧東京中央郵便局舎(現KITTE)に、日本郵便と東京大学が協働で運営している「インターメディアテク」(IMT)が鎮座ましましている。モンドリアンの絵画を思わすようなモダンな入り口を入ると、内部は、レトロな雰囲気が満載の大時代博物館である。
巨大生物の白骨標本や剥製を中心に、東大が長年にわたって貯め込んだお宝的博物標本がたくさん展示してあり、中には、色鮮やかな棺に入ったエジプトのミイラのような超レア物も含まれている。
なんと無料であり、早めに来ても見るものがたっぷりあるので、待ち合わせ場所にもぴったりと推薦できる。
OB会 ― 2018/07/06 18:08
□爺たちの情報交換
神田の折り紙会館の隣のホテルで、昔の会社のOB会、総勢約80名。
たまに会うと懐かしいのか、あちこちでアドレスの交換をしてる。
皆、スマホアドレスなのが時代の変遷を感じる。
爺もアップデートするのだ。
神田の折り紙会館の隣のホテルで、昔の会社のOB会、総勢約80名。
たまに会うと懐かしいのか、あちこちでアドレスの交換をしてる。
皆、スマホアドレスなのが時代の変遷を感じる。
爺もアップデートするのだ。
オウム元代表の死刑執行 ― 2018/07/06 19:44
□あの事件は一体なんだったのか。
法務省は、6日、地下鉄サリン事件(1995年)等の主犯格、オウム真理教の松本智津夫(麻原彰晃)元代表ら死刑囚13人の内、7人の死刑を一斉に執行した。来年に予定されている現天皇の退位と新しい元号の始まりに備えて、平成の事件を平成の内に決着させたのではないかとも言われている。
麻原死刑囚は、ほとんど発言や面会を拒否していた。死刑の執行により、禍々しくも凶悪な化学的殺人テロルが、誇大妄想狂の暴走なのか、それとも常人には理解できなくとも何らかの信念の発露なのか、もはやそれを知る術はなくなった。不謹慎かも知れないが、せめて手記でも残してほしかったとも思う。
あるいは、自分の嘘に自分で飲み込まれていったのか?
法務省は、6日、地下鉄サリン事件(1995年)等の主犯格、オウム真理教の松本智津夫(麻原彰晃)元代表ら死刑囚13人の内、7人の死刑を一斉に執行した。来年に予定されている現天皇の退位と新しい元号の始まりに備えて、平成の事件を平成の内に決着させたのではないかとも言われている。
麻原死刑囚は、ほとんど発言や面会を拒否していた。死刑の執行により、禍々しくも凶悪な化学的殺人テロルが、誇大妄想狂の暴走なのか、それとも常人には理解できなくとも何らかの信念の発露なのか、もはやそれを知る術はなくなった。不謹慎かも知れないが、せめて手記でも残してほしかったとも思う。
あるいは、自分の嘘に自分で飲み込まれていったのか?
大雨特別警報 ― 2018/07/07 13:14
□これまでに経験したことのないような大雨が・・・
昨日の夜から、九州から中国・近畿にかけて、大雨特別警報が出た。TVでは「これまでに経験したことのないような大雨」に備えて命を守る行動を取れとアナウンサーが緊迫した声で放送していた。
今朝、警報の出た地域に住んでいる親戚に電話、無事を確認して一安心する。今夜にかけても豪雨が続くので、まだ川の氾濫が心配とのこと。
今朝、警報の出た地域に住んでいる親戚に電話、無事を確認して一安心する。今夜にかけても豪雨が続くので、まだ川の氾濫が心配とのこと。
七夕 ― 2018/07/07 19:07
□雨
相変わらず西日本の豪雨は続いている。
牛飼いは織姫に会えそうにない。
関係ないけど。千葉県に震度4の地震、我が家も揺れた。
相変わらず西日本の豪雨は続いている。
牛飼いは織姫に会えそうにない。
関係ないけど。千葉県に震度4の地震、我が家も揺れた。
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