セシル・テイラー逝去2018/04/11 18:09

□フリージャズの始祖だった。

 先月の25日にフリージャズの始祖とも言うべきピアニストのセシル・テイラーさんが亡くなられていた。実は、ブログの#読書で、「邪かましいセシル・テイラーを聞こうとしたら、端正なエリック・サティが出てきた」と大変失礼な例えを書いてしまっただけに、訃報を聞くと、非常に申し訳ない気がする。
 最近は、セロニアス・モンクやバド・パウエルのピアノが何故か耳に心地よくなってよく聞いているのだが、テイラーも、モンクの後継者としてこれからもっと聞こうと思っていた矢先だった。「京都賞」を贈られるなど、日本での評価も高く、山下洋輔のピアノにも影響を与えていたと思う。
 短命な人が多かった昔のジャズ奏者の中で、享年89歳は大往生であろう。
 合掌。
 ネットにUpされていた1984年独ミュンヘン公演を聞きながら。


運河の桜


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
「手賀沼」の読み方は? ひらがなで答えてください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://eastworld.asablo.jp/blog/2018/04/11/8823722/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。