The Gratest Showman2018/03/05 20:47

□ラ・ラ・ランドより面白かった。

 楽しかったのは予告編だけで、実は湿った導火線のようなビターな「ラ・ラ・ランド」で昨年のオスカーを逃した監督のミュージカル映画第2作目。
 前回の轍は踏まず、今回は、ひたすら歌と踊りと見世物を詰め込んだ賑やかなミュージカルらしいミュージカルに仕上げた。実在したサーカス王の栄光と挫折と復活を描いたお話で、印象的には、動物アニメミュージカル「ソング」の実写版だ。ラストもちゃんとハッピーエンドに収めている。
 ただ、アニメと違って、こちらは、生身の人間が演じるので結構生々しくもあり、小人やひげ女のフリークショーは、映画の中の古き時代のお話としてはともかく、今のサーカス業界では、デリケート過ぎて再現はもう無理であろうな。
 実際、この映画の主人公が始めたサーカスは、その後、リングリングサーカスとなって世界を席巻したのだが、規制等の強化に伴って、売り物の猛獣ショウも許されなくなり、遂に昨年閉鎖したのであった。


TheGreatestShowMan


コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
「手賀沼」の読み方は? ひらがなで答えてください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://eastworld.asablo.jp/blog/2018/03/05/8798453/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。