高木竜馬ピアノリサイタル2018/02/17 18:55

□おまけのショパンが素敵

 千葉県出身のピアニスト、高木竜馬のリサイタルが柏であったので聞きに行ったが、会場は半分も埋まっていなかった。
 演者の名前が知られていなかったことと、入場料が三千円とやや高めだったこともあるが、一番の理由は、当日のこの時刻が、金メダル2連覇を賭けた羽生弓弦のピョンチャン五輪男子フィギア決勝戦と奇しくもぴたりと一致した為であろう。
 我々も予約時に知っていれば、家で観戦していた訳で、仕方がないので小型携帯TVを消音して、こっそり見ながらの落ち着かない音楽観賞となった。
 高木の演奏自体は、力強くも美しい音色で素晴らしく、この奏者の力量が世界レベルであることは十分に分かったが、ベートーベンやショスタコーヴィッチなどの重い曲が多かったせいか、やや地味な印象を受けた。
 中休み明けには、羽生選手が見事金メダルを獲得したことが司会から聴衆に伝えられ、皆が喜ぶ中、アンコールで、羽生選手がSPで演じたショパンの曲が演奏されたのはとても良かった。


アミュゼ柏


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