ワイン・スノッブ入門2017/12/25 01:13

□100語でわかるワイン(ジェラール・マルジョン 2010)

 たとえ居酒屋でワインを頼むときでも、グラスをくゆらせて、何か蘊蓄じみたことを言ってみたいときはあるもんだ。そんなことを思った人のために、有名フレンチ「アラン・デュカス」のシェフ・ソムリエが書いた包括的なワイン入門書。
 ワインを語るために必要な専門用語、100語がエッセイ風に解説されている。
 しかし・・・
 僕は、最初、この100語を、100個の専門用語ではなく、文字通り、100語だけ読めばワインが分る秘伝書のようなものだと期待して頁をめくったのだ。
 100個も専門用語の定義を覚えなければならないのであれば、立派な学術書ではあっても、お手軽な知ったかぶり養成本にはならないのではないか。
 で、とりあえず読んだ。
 100語の中で、一番印象に残った用語解説は、
 ラベル(エチケット):しばしば役にたたない疑わしい内容の記載にあふれている・・・。
 この類を100語覚えなければならないのである。
 スノッブ(知ったかぶり)になるのも楽じゃない!?

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