イタリアに行ってシェフになった人たち ― 2017/12/14 14:50
□シェフを「つづける」ということ(井川直子、2015年)
以前に読んだ「イタリアに行ってコックになる(2003年)」の続編。コックになるためにイタリアに行った24人の内、10年後(要するに今)もシェフとして働き続ける15人の姿をドキュメントしたもの。内11人が日本でリストランテ等を開店しており、中にはミシュランの星を取った店まである。そう、イタリアから帰ってきたら、憧れのミシュランの星を日本でも取れる時代になっていたのである。これも時代の変化である。
彼らへのインタビューは、必然的に、彼らのお店を紹介することになるので、結果的に本書は、シェフの料理への情熱や人柄も含めてお皿を味わいたい人にとって、絶好のガイドブックとなっている。
僕も、一読して、京都と奈良で開業しているシェフのリストランテにはぜひ行きたいという気持ちになってきた。残念ながら柏には一人も来てくれないのだ。
なお、本書によれば、新規開店したレストランの90%は、10年以内に廃業するそうなので、本書で紹介されたイタリア帰りのシェフ達は、なかなかタフ揃いでもある。
以前に読んだ「イタリアに行ってコックになる(2003年)」の続編。コックになるためにイタリアに行った24人の内、10年後(要するに今)もシェフとして働き続ける15人の姿をドキュメントしたもの。内11人が日本でリストランテ等を開店しており、中にはミシュランの星を取った店まである。そう、イタリアから帰ってきたら、憧れのミシュランの星を日本でも取れる時代になっていたのである。これも時代の変化である。
彼らへのインタビューは、必然的に、彼らのお店を紹介することになるので、結果的に本書は、シェフの料理への情熱や人柄も含めてお皿を味わいたい人にとって、絶好のガイドブックとなっている。
僕も、一読して、京都と奈良で開業しているシェフのリストランテにはぜひ行きたいという気持ちになってきた。残念ながら柏には一人も来てくれないのだ。
なお、本書によれば、新規開店したレストランの90%は、10年以内に廃業するそうなので、本書で紹介されたイタリア帰りのシェフ達は、なかなかタフ揃いでもある。
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