酒場綺譚を継ぐもの ― 2017/10/23 17:46
□酒にまじわれば(なぎら健壱)
僕は、酒にまつわるエッセイの類を勝手に「酒場綺譚」とジャンル分けし、そこに書かれたユーモアでまぶされた哀愁を熟読玩味する者である。
これまで読んだ中でのベストは、「今夜、すべてのバーで(中島らも)」であったが、残念なことに、著者のらも氏は、2004年に酒場の階段から転落死したので、その軽妙なエッセイは、もう味わえない。
しかし、偶然この本を図書館で見つけて読んだら、あまりの面白さに拾い読みのつもりが2時間かけて全部読んでしまった。
そうか、中島らもを継ぐものは、なぎら健壱だったのだ。
どちらも、ミュージシャン・ライター・飲兵衛である。
僕は、酒にまつわるエッセイの類を勝手に「酒場綺譚」とジャンル分けし、そこに書かれたユーモアでまぶされた哀愁を熟読玩味する者である。
これまで読んだ中でのベストは、「今夜、すべてのバーで(中島らも)」であったが、残念なことに、著者のらも氏は、2004年に酒場の階段から転落死したので、その軽妙なエッセイは、もう味わえない。
しかし、偶然この本を図書館で見つけて読んだら、あまりの面白さに拾い読みのつもりが2時間かけて全部読んでしまった。
そうか、中島らもを継ぐものは、なぎら健壱だったのだ。
どちらも、ミュージシャン・ライター・飲兵衛である。
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