ポストさらりまんが柏日記

□重圧を勝ち抜いたオリンピックチャンピオン

　ソチ冬季オリンピックで、ついに日本男子スケート界に金メダリストが誕生した。最終決戦の男子フィギア・フリーで、羽生結弦選手は、体が自由に動かないほどのもの凄いプレッシャーの中、２回のジャンプに失敗しつつも、ライバルのパトリック・チャンもちゃんころりとこけて自滅したため、前日の圧倒的なショートプログラムの高得点（歴代一位の101点）に支えられて辛くも逃げ切り、悲願の金メダルを獲得した。
　日本としても、前評判の高かった選手の敗北が続く中、待望の、ソチ初の金メダルである。

　
PS　眠いのをこらえてTVを見続けた甲斐があったが、さて、喜びの表彰台を見ると、金・羽生結弦（日）、銀・パトリック・チャン（カナダ）、銅・デニス・テン（カザフスタン）と、国籍は違っても、顔形は明らかにアジア系人種である。オリンピックでスケートのお立ち台をアジア系が独占するとは、一昔前までは考えられなかった。感慨深いものがある。