GW福島紀行(桜井古墳)2013/05/03 23:00

■GW 5/3

□立派な前方後方墳に驚く

 裏磐梯を後に、東に山越えをして海岸を望む「桜井古墳」を見学した。
 大和の前方後円墳に対して、北方では前方後方墳が多いというのは、流山市立博物館で開かれた「前方後方墳と方墳」展で教わったが、こんなに大きくて豪壮なものがあるとは驚いた。
 前方後方墳は、中央の大和ブランド前方後円墳に比べ、格下の亜種位に思っていたが、いやはやそんなことはなく、これはもう立派な対抗ブランドである。


桜井古墳
桜井古墳
桜井古墳
桜井古墳
桜井古墳

福島の海岸2013/05/03 23:30

□1Fに思う

 桜井古墳から海岸線に出て南下する。低地では今も津波でさらわれた土地がまっさらのままで残っていて、巨大な災害の恐ろしさを見せつけた。6号の途中で警戒区域の封鎖線に会い、引き返す。
 所々で適当に内陸に向かう道に入り、東京方面への道を探すが、どこも途中で立ち入り禁止となって、出口のない迷路ゲームにはまり込んだようになった。
 結局、南相馬まで北上し、来た道どおりに福島西ICまで引き返して、東北道から南下する大回りしか方法がなく、ほうほうの体で笠間に夜たどりついた。
 ICまでの道も、車こそ通っていたが、村々にひと気はなく、ゴーストタウンのようであった。警戒区域を中心に南北のルートが完全に遮断されていて、地域が陸の孤島となっているのだ。今、復興に一番必要なのは、せめて常磐道の閉鎖を解き、流通を再開させることではないか。


福島
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