GW奈良旅(4/29)2010/04/29 23:21

□遷都1300年祭の都を訪れる 

奈良せんとくん

 GWは、遷都1300年祭の奈良で古を偲ぶことにした。東京から3時間と半、新幹線と近鉄を乗り継ぐと、頭から角が生えた、冬虫夏草のような強烈なキャラの「せんとくん」が出迎えてくれた。この顔は、女子フィギアの真央ちゃんにも似ている。

奈良秋篠寺
秋篠寺苔

 駅に荷物を預け、大和西大寺からバスに乗り、「秋篠寺」で美術の守護神として知られる「伎芸天像」を拝観した。これで、少しは、僕の絵の腕も上がる筈だと期待する。このお寺、木漏れ日を浴びた庭の苔が美しい。

奈良平城宮朱雀門
奈良平城宮大極殿

 大和西大寺に引き返し、遷都1300年祭のメイン会場である「平城宮跡」に向かう。南の「朱雀門」をくぐり、復元なった北の「大極殿」に入る。門も殿も朱の色が満ち溢れ、古代大和朝廷というよりは、まるで中国である。当時は、これが最新流行の国際化建築だったのであろう。宮内を、300円で天平衣装をレンタルした現代の奴婢(やっこはしため)がウロウロしているのを見る。歩きつかれ、夕刻、今夜のお宿にチェックイン。

奈良ホテル