のまぬまポタ(1)2009/10/10 17:53

「印西牧場之真景図の世界」展

↑「印西牧場之真景図の世界」展(白井市郷土資料館)

□野馬(のま)を見て沼(ぬま)に回るポタ

東葛人さんのブログでも評判の「印西牧場之真景図」を見に、白井市郷土資料館にちゃりちゃり。

評判どおり、江戸時代の野馬捕りの模様が、馬や牧士、勢子はおろか、見物人目当ての屋台に至るまで細かに書き込まれた、とても面白い屏風絵だった。この絵を見てから、野馬土手を見れば、当時の情景が彷彿としそうだ。

本来は6曲屏風の2扇欠けたのを、下絵からコンピュータ合成で補った復元図も共に展示してあり、これも興味深かった(本当は、さらに絵師による手書きで復元してほしかったが予算が無かったのであろう)。

白井市郷土資料館を出て、手賀沼ウォッチングに参加するべく北上する。今日は、野馬(のま)を見て沼(ぬま)を楽しむ、のまぬまポタだ。

コメント

_ 東葛人 ― 2009/10/11 22:45

EASTさん、こんばんわ
「印西牧場之真景図」は本当に素晴らしい絵でしたね。
野馬のいななきや人々の喧騒まで聞こえてきそうでした。
確かに手書きで復元で復元してほしかったですね。
箱物にお金をかけるぐらいなら、そっちのほうがずっと意義深いのに、と思います。

_ EAST ― 2009/10/13 00:39

東葛人様、おこしいただきありがとう御座います。
どうも、自治体の文化施策は、施設を作るのでいっぱいいっぱいになって、その後のソフトが足りないような気がします。施設は、簡素でも、例えば、野馬屏風の復元を、取手の芸大と組んでやってみるとか、地域のアートシーンとの連携で、色々工夫すると楽しいと思うんですけどね。

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