流山Walk&Movie2009/09/06 23:37

20世紀少年最終章

□20世紀少年 最終章(流山おおたかの森SC)

九月に入り、夏の日差しも大夫和らいできたので、大堀川から諏訪神社の裏手を伝って、流山おおたかの森SCまで、歩いて映画を観に行った。川辺を吹く風が気持ち良かった。

観たのは、浦沢直樹原作の「20世紀少年」3部作の最終章。演出もテンポ良く、クライマックスの球形二足走行ロボットのSFXも見事で、なかなか面白かった。映画のあちこちに、手塚治虫(Dr.キリコ)や小松左京(復活の日のあの有名な場面)、特撮(キューブリック&地球防衛軍!)などの引用が、おもちゃ箱をひっくり返したように散りばめられていて、まさに、20世紀のあの時代の科学冒険物語へのオマージュになっていた。SF好きの小父さんを泣かせるのだ。

3部作ではあるが、冒頭に1章と2章のダイジェストが付いているので、この最終章だけでも話は充分に楽しめる。本章の実質的な主人公、カンナ役の平 愛梨がきりりとして可愛かった。