佐原ちゃりちゃり旅行(伊能忠敬2)2007/11/04 22:35

□伊能忠敬の旧宅(佐原)

伊能忠敬はもともとは上総国山辺郡小関村(今の九十九里町)の人であった。佐原の伊能家には婿養子として入った。昔は、今より養子縁組が盛んであったようで、家を絶やさないための知恵が、結果的に能力のある人材に活躍の場を与えていたのであろう。

忠敬の凄い所は、伊能家での商人としての務めを終えて49歳で隠居してから、天文・測量の勉強を始め、55歳での北海道の測量を皮切りに、73歳で没するまで、全国を実測して、日本地図を作成したことである。まさに、偉大な第二の人生である。

記念館の展示によると、伊能忠敬の測量は、天体に基づくため、極めて精度が高く、現在のGPS測量と比べてもほとんど差がないという。江戸時代の科学技術の水準に驚く。

コメント

_ サスケハナ ― 2007/11/05 15:16

伊能忠敬先生は、わたしのようにシニア年齢になりますと、それはもう一層、本当に超尊敬のひとです。
なかなかまねはできませんが、勇気付けられます。

_ EAST ― 2007/11/05 22:04

サスケハナ様
お訪ねいただき有難うございました。
ほんとにチャリチャリ一泊旅行は楽しいですよ。高速道路の車は退屈ですが、サイクリングロードの自転車は、移動そのものも旅の楽しみです。とは言っても、100kmを超すと、目的地に着くだけで目一杯になり、観光の余裕もなくなるので、柏/佐原の60~70km位が調度良い加減かと思います。是非、お試し下さい。伊能忠敬に関しては、サラリーマンで言えば、定年退職してからの見事な頑張りぶりには、脱帽です。人間、社会的な義理を一応果たした50歳を超えてからが、本当の人生と励まされているような気がします。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
「手賀沼」の読み方は? ひらがなで答えてください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://eastworld.asablo.jp/blog/2007/11/04/1890744/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。