ポストさらりまんが柏日記

□あの安田講堂（東大）

東大で開かれたJSTの成果発表会を聞いた。会場は、全共闘が立てこもった、あの安田講堂だった。

かつて、TVのブラウン管の中で、放水と催涙弾に煙っていた、あの講堂の中で、気鋭の研究者の光触媒の話を聞く。時代を感じた。

□安田講堂内部（東大）

発表者の内の何人かは、挨拶の中で、当時は封鎖されていた安田講堂の壇上に立って、今日発表できることについての感慨を述べていた。

□三四郎池（東大）

ついでに構内をぶらぶらと見てまわる。初めてだったが、随分と敷地が広いのに感心する。西の端の本郷から、東の端は不忍池まで延びているのだ。

小説で有名な三四郎池にも足をのばす。なかなか典雅な日本庭園仕立ての池であった。それもそのはず、江戸時代は、殿様の庭園だったのだ。

大学の建物自体も煉瓦積で風情があり、歩いて楽しい。ここは、知られざる歴史観光コースだ。