古代巡り(蓮)2006/07/09 23:24

□行田蓮(「古代蓮の里」)

行田蓮は、大賀蓮と並ぶ古代の蓮である。行田市の建設工事で、1400~3000年位前の蓮の種が出土し、自然発芽したものという。

薄紅の清々しくも艶やかな花は、まさしく日本人の持つ極楽浄土の原イメージである。

古代巡り(墓穴)2006/07/09 23:31

□吉見百穴

埼玉県の吉見町にある「百穴」は、明治時代、東京大学院の坪井正五郎氏によって、土蜘蛛人(コロポックル人)の住居と同定されたが、その後の考古学の発展により、単なる古墳時代の墓穴ということになってしまった。

学問の進歩に伴い、古代のロマンが消えた訳で、誠に残念なことである。